朝霞どろんこ保育園「鶏との触れ合い」
2025.06.26
#保育園
生死を知るための活動の1つとして、幼児クラスを始め、年度の後半には0.1歳児も鶏の世話をします。糞の始末、餌を与える中で、命あるものは毎日世話をしてあげないと生きていけないということを経験で知っていきます。
「鶏小屋に行くよ」の言葉がけに「わたしもいく!」「ぼくがかごをもちたい!」と子どもたちが集まってきます。小屋に入る時は、お腹が空いて入り口に集まってきた鶏の勢いに驚きながらも保育者の後に続いて入って行く子どもたちです。新しく入園した友だちも鶏が動き回る度に「キャー!」と驚きながらも、観察を始めています。
まず、小屋の中に入って子どもたちが向かうのは採卵場所です。「たくさんあるね」と卵の数に喜んだり、「やさしくもってかごにいれるんだよ」と子ども同士で言葉をかけ合う姿があります。

糞の掃除では、ちりとりやスコップを上手に使って取っていきます。餌やりも餌に集まる鶏の集団を怖がることもなくあげています。

触れ合いにも積極的な子どもたちは「せんせい、だっこしたい」と自ら抱き上げる子や保育者が抱いている鶏の頭や体を撫でて「さわれた!」と満足そうにしたり、「ふわふわ、あったかいね」と感じたことを伝え合う姿が見られます。また、小屋の外にいる乳児の友だちにも見えるように抱っこして見せてくれる子もいます。


生き物に触れ合うことが好きな子どもや苦手でも近くで観察する子どもなど、子どもたちは思い思いの関わり方で様々な気持ちを感じています。その気持ちは友だちや様々な人との関係に繋がっていくので、今後も大切にしていきたいと思います。
朝霞どろんこ保育園では、子どもたちが採った卵を販売しています。是非、お立ち寄り下さい。
文:朝霞どろんこ保育園スタッフ
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