発達支援つむぎ 北朝霞「冬の畑仕事」
2025.02.03
#発達支援
こんにちは、発達支援つむぎ 北朝霞ルームです。
寒さが一段と身に染みる季節ですが、今日もつむぎ 北朝霞ルームには子どもたちの元気な声が響いています。
つむぎ 北朝霞ルームでは、週2日、畑仕事をするために片道30~40分程かかる朝霞どろんこ保育園まで歩いて行きます。黒目川の土手沿いは風が強くこの時期はなかなか大変な道のりですが、黒目川にいる鴨たちを見て「運動会してるみたい!」と連想してみたり、土手沿いをランニングしたりと楽しみを見つけながら向かっています。
冬の畑仕事では、土や水に触れることでその冷たさなどを肌で感じることもでき、感覚が刺激されたり、でこぼこ道を歩いたりしゃがんで作業することでバランス感覚が養われる活動として大切にしている支援の一つです。
今の畑は、11月に植えた白菜とスナップエンドウが芽を出しています。畑に着くと作物の長さを測る人とメモを取る人、雑草を抜く人、じょうろで水をあげる人など各々好きなことから取り組みます。
毎回の野菜の測定では「7センチになった!」「前よりも大きくなってるね。」など野菜の成長を喜ぶ姿がみられます。



つむぎに帰った後は作物の成長の記録をつけます。数字が大きくなっていると目で見てわかるようにすることで愛着や、畑仕事のやりがいを感じられるように工夫しています。

畑仕事は上手くいくことだけではなく、失敗から学ぶことも多くあります。
白菜は最初順調だったもののなかなか大きくならず、店頭で見るような姿になりませんでした。元気がない野菜を見ると、「なんで元気がないんだろう?」と自然と子どもから疑問が生まれます。一緒に調べて原因を知ることで、子どもから芽生えた「なぜ?」を拾って、新しいことを知ろうとする意欲を大切にするよう心がけています。
まだまだ寒い日が続きますが、子どもたちなりに楽しみややりがいを感じながら畑仕事を続けていけるよう、職員も試行錯誤しながら取り組んでいきたいと思います。
文:発達支援つむぎ 北朝霞ルームスタッフ
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