発達支援つむぎ 荻窪「感触まつり～全身で感じよう～」

杉並区荻窪駅前にある発達支援つむぎ 荻窪ルームでは、毎月四週目の土曜日に体験学習を行っています。普段の支援とは少し違った、体験型のプログラムで、今回は“感触まつり”を行いました。

五感の中でも特に、視覚（見る）、聴覚（聴く）、嗅覚（嗅ぐ）、触覚（皮膚で感じる）感じられるように、いくつかのブースにわけて体験の部屋を作りました。

ひとつめの部屋は、触覚を体全身で楽しむ部屋です。

紙やすずらんテープがぶら下がったトンネルを抜けると、ボールプールがあります。全身で刺激を感じたあとは、足つぼコーナーで芝生マットや厚さや硬さの違うすべり止めマットで足裏を刺激します。

このゲームは手の感触だけで、箱の中身が何かを当てて楽しむことができていました。

次は、自分で好きなスライムを選択して作る部屋です。実験を選択した子は、スライムに塩をかけたらどんな変化が起きるか、不思議そうな顔でじっくり観察していました。

最後の部屋は、スライムと寒天あそびの部屋です。型抜きを使ったり、包丁を使ったりして、ままごと遊びをしていました。手で握ると、さらに細かくなり、視覚や触覚で新たなを楽しむことができました。

たらいいっぱいのスライムに手を入れて、スライムのどろっとした感触や、ゆっくりと落ちるスピードを視覚でも楽しむことができました。

普段の生活の中ではなかなか味わうことのできない、ダイナミックな活動を全身で楽しむことができました。これからもつむぎ 荻窪ルームでは感覚を感じる体験を通して、様々な活動を子どもたちと一緒に探して楽しんでいきたいと思います。

文：発達支援つむぎ 荻窪ルームスタッフ

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