発達支援つむぎ 宮下「育てた野菜で野菜のピザを作ったよ」

2025.08.22

#発達支援

宮下どろんこ保育園と発達支援つむぎ 宮下ルームの子どもたちが育てたズッキーニ、トマト、ピーマン、ナスがたくさん実りました。そこで、収穫したばかりの野菜を使って「野菜ピザ」を作ることにしました。

朝、採れたての野菜を見て、「おいしいのを作ろうね!」と、子どもたちはやる気満々です。

まずは、包丁を使って野菜の下ごしらえをします。包丁にドキドキしながらも、「トマト、いい匂いがするよ」「ズッキーニって、思っていたよりやわらかいね」などと話しながら、作業を進めていきました。「終わったー!次はトッピングだよね」と、次の工程を楽しみにする様子も見られました。

ピザ生地に具材を乗せる子ども

「ズッキーニって、どんな味かな?」「トマトが好きだから、いっぱいのせちゃおう!」と、にぎやかに話しながら、自分だけの特製ピザが完成しました。色とりどりでとても美味しそうです。

いよいよ、ピザを焼く時間です。今回は、段ボールの内側にアルミホイルを貼った「段ボールトースター」で焼きます。子どもたちは、自分で作ったピザをそっと運びます。

段ボールトースターは炭を使うので、「段ボール、燃えちゃわないかな?」と心配する声もありましたが、扉を閉めると、「ちゃんと焼けるのかな?」と、ワクワクとドキドキが入り混じった様子でした。

ピザを運ぶ子どもたち

やがて段ボールトースターの扉が開き、中をのぞき込むと、きれいに焼きあがったピザを見て、子どもたちは大喜びです。「すごい!」と声があがり、火の番をしていた保育者もホッと一安心でした。

段ボールトースターにピザを入れる様子

「私、トマトをたくさんのせたよ」「ズッキーニ、初めて食べたけどおいしい!」と話しながら、自分たちで育てた野菜を使ったピザを味わいます。自分で育てた野菜、自分で作ったピザを、みんなで食べると、より一層おいしく感じられます。

ピザをおいしく味わう子どもたち

畑には、まだまだたくさんの野菜が育っており、春に植えた稲もすくすくと成長中です。子どもたちが、食べるまでのさまざまな過程を感じ、食への関心が深まることを願っています。

文:発達支援つむぎ 宮下ルームスタッフ

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