一宮どろんこ保育園「稲刈り」

2025.11.05

#保育園

今年も子どもたちが楽しみにしていた「稲刈り」を実施しました。たくさんの保護者の方々や地域の方に参加してただき、大盛り上がりの一日でした。

稲刈りを行う前にも準備があります。田んぼの草取り、小田掛け作りです。

小田掛けとは、刈り取った稲を天日干しするために使うものです。子どもたちも一緒に行い、「こっち持って!」「手伝うよ」などお互いに協力し合いながら準備を進めていきました。保育者に「こう?」と確認し、丁寧に取り組む姿が見られました。

自分たちの身長よりも高い小田掛けでしたが、一生懸命に手を伸ばして頑張ってくれました。

小田掛けの様子

準備が出来ると、いよいよ稲刈りです。町長さんの掛け声でスタートしました。

稲の刈り方を保護者の方に教わったり、慎重に進めていきます。最初は、予想以上の難しさに苦戦していた子どもたちでしたが、保護者の方に手を添えてもらうことで、少しずつ出来るようになり、楽しく行う姿が見られました。

稲刈りを教わる子ども

少しずつ慣れてくると一人でも行うことが出来、カマを手に持つと、いつにも増して真剣な表情で取り組んでいました。刈り終えた後の子どもたちは喜びと自信に満ち溢れていました。

鎌を使って稲刈りを行う子どもたち

刈り終わった後の稲は、乳児クラスの子どもたちが小田掛けまで運びます。友だちと一緒に協力して、「いっちにいっちに」と声を合わせて運ぶ姿は、とても頼もしく感じました。

稲を運ぶ子どもたち

田植えからはじまり、毎日の水の確認や草取りなどを経験し、子どもたちも田んぼに稲の様子を見に行くのが毎日の日課になり、生長を喜んでいました。

この経験を通して、稲が白米になるまでの大変さやご飯のありがたみをより一層感じることが出来ました。

文:一宮どろんこ保育園スタッフ

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