中目黒どろんこ保育園「水墨画体験」

今月の中目黒どろんこ保育園の活動報告は水墨画です。園全園児それぞれの表現方法で実施をしました。

0～1歳児の子どもたちは、優しいタッチで墨を半紙にのせたり勢いよく筆を下ろしたりと、自由に楽しむ姿がありました。完成した自分の作品を見て、満足そうな表情を浮かべる姿がとても印象的でした。

2歳児は点と点をつなげて線を描く、3～4歳児は自由に絵を描いて楽しみました。慎重に線を描き「むずかしい」と口にする子どもや、「楽しい」「もう一回やりたい」と口にする子どもなど、反応は様々でした。

体験しながら友だち同士で「上手だね」「何描いたの」とやりとりする姿もあり、自然と交流も広がっていきました。

5歳児は固形墨を磨って墨を作り、かきぞめ半紙に名前を書くことに挑戦しました。固形墨を磨るという初めての体験に、「だんだん黒くなってきた」「硬くて大変」と感想を口にしていました。

いざ墨で名前を書こうとすると、筆遣いが難しく苦戦する子どもやゆっくり丁寧に書き進めていく子どももいました。

今回の活動を通して、日本ならではの芸術に触れながら自由に描く楽しさやの色の濃淡の変化、筆遣いの難しさを感じることができました。

これからも、子どもたちが体験を通して学びを深められるような活動を提供していきたいと思います。

文：中目黒どろんこ保育園スタッフ

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