発達支援つむぎ 宮下「遊びながら育つ、夏のプール活動」
こんにちは。発達支援つむぎ 宮下ルームです。
朝の登園時には、その日の体調や気分なども踏まえながら、子ども自身が「今日はどのチームでプールに入る?」と4つのクラスから選んでいます。水が苦手な子が無理をして入るのではなく、その日の自分に合った場所を自分で選ぶことも、プール活動の大切なねらいです。
プールが始まった頃には、水がかかることを嫌がり、プールの四隅で静かに遊んでいる子どもたちの姿もありました。水に触れることが苦手な子にとっては、プールの中に入ること自体が大きな一歩です。まずは水の中で安心して過ごし、「水遊びって楽しい」と感じられる経験を大切にしています。

少しずつ水に慣れてくると、遊び方にも変化が見られました。最初は水がかからない場所を選んでいた子が、友達の遊ぶ様子を見ながら少しずつ水の近くへ行ってみたり、自分から水に触れてみたりすることもありました。一人ひとりが、それぞれのペースで水との距離を縮めています。プールでは、泳ぐ・潜るといったことだけを目的にするのではなく、普段行っている「さくらさくらんぼリズム」をプールの中で行ったり、フラフープくぐりやペットボトルを使った遊びを行ったりと、さまざまな活動を取り入れました。

水の中では、体が浮いたり、水の抵抗を受けたりするため、陸上とは少し違った体の使い方が必要になります。フラフープをくぐる中で姿勢や体の向きを調整したり、ペットボトルを使って腕や手を動かしたりすることで、遊びながら自然に体を使う経験につながっています。「できるようになること」だけを目指すのではなく、友達と遊んだり、好きな遊びを見つけたりする中で、いつの間にか体の動きが広がっていくことを大切にしています。今年は天候が安定しない日も多く、例年と比べるとプールに入れる日が少なくなりました。それでも、最初は水がかからない場所で遊んでいた子が水の近くまで行けるようになったり、水に触れることを嫌がっていた子が自分から水に手を入れてみたりと、一人ひとりの小さな「できた」が積み重なりました。

今年のプール活動を通して、子どもたちが水遊びを楽しむだけでなく、それぞれのペースで水に挑戦したり、友達と一緒に遊んだりする中で、心と体の成長を感じることができました。これからも、子どもたちの「やってみたい」という気持ちを大切にしながら、遊びを通してさまざまな経験や体の動きを育んでいきたいと思います。
文:発達支援つむぎ 宮下ルームスタッフ