発達支援つむぎ 新羽「夏の水遊び~竹の水路作りから広がる遊び~」
発達支援つむぎ 新羽ルームは、併設している新羽どろんこ保育園と一緒に、夏の暑い時期になると裸足で園庭に出て様々な水遊びをします。水の掛け合い、泥遊び、色水遊び、泡遊び、プールなど子どもたちそれぞれが自分の好きな遊びを見つけて楽しんでいます。今回は「竹の水路作り」から広がっていった水遊びの様子をお伝えします。
本物の竹を使った「竹の水路作り」
今年は夏の自然体験として竹を使った水路作りに挑戦し、子どもたちは竹の節を取り除く作業から取り組みました。大人と一緒にトンカチをしっかりと握りしめて節を叩いていきました。竹を叩いた時のコンコンという音に心地よさを感じながら、自分の力で竹の節が取れた瞬間には「できた」と嬉しそうな笑顔が見られました。

完成した竹の水路は園庭へ設置し、さっそく水を流してみると勢いよく水が滑り落ちていきました。竹と竹を繋げることが上手くできず水がこぼれ落ちてしまうことに困ったAくんは、近くにあった容器を竹の間に置いて水が流れるように試行錯誤していました。
それまで別の場所で色水遊びをしていたBくんが、色水を竹に流すことを思いつきました。「きれいに流れた」「赤と青が混ざった」と、2人は色の変化や水の流れを夢中になって観察しました。
そこを通りかかったCくんは2人が遊ぶ様子に興味を持ち、言葉で伝えてみようという気持ちになって「ちょうだい」と話しかけて竹を分けてもらうことができました。
子どもたちがそれぞれ興味を持ったタイミングで水路遊びに参加し、交流することができ微笑ましく感じる場面でした。

笑顔があふれる水遊びの時間
園庭では一つの遊びにみんなで取り組むのではなく、子どもたち一人一人が夢中になれる遊びを見つけることができるような環境作りを心がけています。はじめは水や泥の感触が苦手で園庭遊びに参加したがらなかった子も、今回の竹の水路作りが一つのきっかけとなり、自然と水遊びに参加するようになりました。好きな遊びを見つけたり、友達や大人が楽しそうに遊ぶ姿を見たりするうちに挑戦してみたいという気持ちが芽生えたようです。
もちろん大人も一緒にびしょ濡れになりながら全力で水の感触を楽しみます。大人の楽しむ姿を見ることで子どもたちも安心して自分を表現し、思いきり遊ぶことができます。

つむぎ 新羽ルームでは水遊びを通して、目的を持って自分で考え工夫する力や道具を他者と共有する経験、友達や大人とコミュニケーションを取り言葉で伝え合うことを支援し、子どもたちの夏の成長を見守りました。これからも子どもたちの「面白い」「やってみたい」という気持ちに寄り添いながら、季節ならではの体験を重ねていきたいと考えています。
文:発達支援つむぎ 新羽ルームスタッフ