取手市にて医療的ケア児の受け入れとインクルーシブ保育をテーマに研修を開催

2024.02.08

#メディア・講演

メリー★ポピンズ 海老名ルーム

どろんこ会グループは11月、茨城県取手市福祉部子育て支援課からの依頼を受け、市内5カ所の公立保育園の職員の方95名を対象に、インクルーシブ保育と医療的ケア児の受け入れをテーマに研修を行いました。

実践者であるメリー★ポピンズ 海老名ルームの松澤施設長が登壇

講師を務めたのはどろんこ会グループマーケティング本部長の諸我さんと、メリー★ポピンズ 海老名ルーム(神奈川県海老名市)の統括施設長を務める松澤さんです。

諸我さんからはグループの概要を紹介をしたのち、どろんこ会がどのようにして認可保育園と児童発達支援事業所の併設施設をつくってきたかの経緯を説明しました。さらに、異なる価値観、キャリアをもつ職員が一体となって運営していくためのポイントも解説。そして、健常児、障害児はもとより、医療的ケア児が混ざり合って共に生活する場をつくっていくために課題となったことも具体的に挙げて、それをどのように解決してきたかを実例を交えながらお伝えしました。

多くの方にご参加いただきました
取手市の多くの保育士の方に参加いただきました

松澤さんからは医療的ケア児の受け入れの実際についてお話し、最初に保護者と面談した際に心に決めたこと、受け入れてからの保育の様子を写真を交えながら話しました。そして、保育にあたり「混ざる」ことを大切にしていること、最初は医療的ケアの知識や経験がない状況で保育することへの不安があるかもしれないが、まずは「知らない」ことを「知ってみる」ことの大切さを伝え、安心して保育するためにどうしたらよいかを実践者の立場から語りました。

どろんこ会グループでは研修を実施するにあたり、成功事例をお話しするのではなく、現場で起きた問題やスタッフの葛藤などを交えつつ、できる限りリアルで率直なお話をさせていただくようにしております。

医療的ケア児の受け入れやインクルーシブ保育はもちろんのこと、幼児期の性教育から個人情報保護研修まで、さまざまなテーマや内容での研修をお受けすることが可能です。講演・研修企画・講師派遣のご相談・ご依頼は、こちらのフォームからお問い合わせください。

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