朝霞どろんこ保育園「こめぐみとの時間」

2023.04.27

#保育園

桜が満開となり、本格的な春がやってきました。そして、卒園・進級を迎える時期となりました。大好きなこめ組(年長児)の友達と過ごす時間もあと少しとなった、3月中旬の出来事です。

たくさん一緒に遊んで、たくさんお世話をしてもらったこめ組の友達に向けて「ありがとう」の気持ちを込めてお別れ会が行われました。だいず・むぎ組の子どもたちが中心となって、歌と手作りの花を準備しました。準備をしながら「〇〇ちゃんとおわかれ、さびしいな」「いっぱいあそばなきゃ」「こんど、ぼくたちがこめぐみになるんだよね」と寂しさや期待を感じる子どもたちの声が聞こえてきました。

お別れ会当日の様子

お別れ会当日はいつもの朝の会とは違う雰囲気で、みんなが待つ部屋にこめ組の子どもたちが入場してくる姿はひと回り大きく見えました。そしていよいよ、プレゼントをこめ組へ届けます。一緒にかけっこをしてくれて、虫の捕まえ方を教えてくれて・・と子どもたちそれぞれ「ありがとう」が伝わったかな。

じゃがいもの種芋を植える様子

晴天のある日は、こめ組の友達と畑にじゃがいもの種芋を植えました。まずは、大人に種芋の植え方を教えてもらいます。「なんでじゃがいもをうえるの?」「ちいさなたねからできるんじゃないの?」と子どもたちの疑問が湧いてきました。「じゃがいもには芽があって、そこからみんなが食べるじゃがいもができているんだよ」と伝えると「だから根っこが生えてるんだね」とイメージをする子もいました。

じゃがいもの種芋を植える様子

等間隔に種芋を並べるため、小さな友達も一緒に種芋を運びます。こめ組が率先して「このくらいかな?」と率先して位置を確認します。みんなできれいに並んだその景色を眺めました。そして最後の工程はみんなで力を合わせて土をかぶせます。

じゃがいもの約束ごとを学んだこめ組は下の組の友達に、帰りの会で報告してくれました。「5月までみずやりはしないよ」という言葉を聞いて、「どうして?」と驚く子どもたち。「じゃがいもは水が嫌いなんだ」という説明を聞いて、「葉っぱがでるまでは水はあげない」という約束ごとができました。

みんながひとつ大きくなった時にじゃがいもはどんな風に成長していくか楽しみです。その時にまた、今のこめ組の友達の姿が思い出されることでしょう。

川で遊ぶ子どもたち

畑の約束事と共に、「次のこめ組は任せた」という想いが引き継がれていくような様子に子どもの成長を感じました。来年度も子どもたちと共に朝霞どろんこ保育園を盛り上げていきたいと思います。

文:朝霞どろんこ保育園スタッフ

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