メリー★ポピンズ 豊洲「食の楽しさを伝えるクッキング」

今回はメリー★ポピンズ 豊洲ルームのクッキングの様子をお伝えします。

メリー★ポピンズ 豊洲ルームでは毎月、季節や発達を考えながら、クッキングを行っています。0歳児クラスは野菜に触れるという経験から始めています。いつも食べている野菜でも初めて食材に触れる子が多く、不思議そうな顔をしている子がほとんどです。

1歳児クラスは茹でたジャガイモを袋に入れて手で潰したり、野菜の型抜きをしたりと調理の1部を経験しています。2歳児クラスは包丁やピーラーを使用し、野菜を切る経験や切った野菜をホットプレートで調理して食べるなど、料理が完成するまでの1連の流れを体験しています。

11月は季節の食材ということで、菊の花をちぎるという活動を行いました。

散歩中に咲いている花に触れ合う機会はたくさんありますが、食用の花に触れるということは乳児期ではなかなか無い経験だと思います。実際に子どもたちも最初は「きれいだね」、「いい香りだね」といつもの散歩中に花を見つけた時と同じ様な反応をしており、これからこの花を食べると伝えると、不思議そうな顔や驚いたような顔をしていました。食べるために花をちぎっていくことを伝え、保育者が少しだけやってみせると、子どもたちも楽しそうに菊の花をちぎり始めました。最初は花弁が細かく、ちぎることに苦戦していた子どもたちも、次第に上手になっていき、最終的にはお皿が山盛りになっていました。

菊の花をちぎる子どもたち
菊の花をちぎる子どもたち

ちぎった菊の花は「おひたし」にして給食で提供しました。自分たちで下準備をした経験から、最初は野菜が苦手で口にしてくれない子どもたちも時間が経つにつれ、ひとくち食べてみようと挑戦する姿が見られ、子どもたちにとって必要な経験だと感じました。

0歳児クラスは玉ねぎの皮むきを行いました。以前から1歳児クラスで行っていた野菜の皮むきですが、子どもたちの成長に伴い、今月は0歳児のクラスで行ってみました。こちらも最初は不思議そうな顔で見つめている様子でしたが、保育者がやって見せると、少しずつ手が伸びて、楽しむことができました。

玉ねぎの皮をむくこどもたち

今後もクッキング等を通して、「食の楽しさ・大切さ」を伝え、子どもたちの「食べたい」、「食べてみたい」と思う意欲を育んでいきます。

文:メリー★ポピンズ 豊洲ルーム 職員

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