朝霞どろんこ保育園「よもぎ探しから広がる春の発見 」

2026.06.01

#保育園

暖かな春の陽気とともに、新年度が始まり、慣れない環境に不安な表情を浮かべていましたが、今では少しずつ保育者や環境にも慣れ、子どもたちは毎日の散歩や外遊びを楽しんでいます。

今年度初めての行事は「よもぎ蒸しパン作り」でした。子どもたちは事前によもぎの写真を見て、特徴を覚えてからよもぎを探しに出かけました。土手に行くと「あった!」「ここにもあるよ!」と保育者よりも先に見つけます。

「裏が白いからよもぎかな」「これはどうかな」と友達と確認をし合い、ゲーム感覚で楽しみながらも真剣に探していました。

スタイを着けた子が、摘み取ったヨモギの葉を持ち、葉を見つめている。
子どもたちは土手の草原に座り、草を見ながら指先を動かしている。

たくさん収穫することができ、園に戻ると「水で洗うね」「これから茹でるんだよね」と次の工程をしっかりと覚えていました。見通しを持ちながら、目を輝かせて楽しみにしている様子が印象的でした。準備を終え、子どもたちによもぎの洗い方を伝えると譲り合いながら上手に洗う姿がありました。収穫から調理までの流れを経験する中で、子どもたちは自分たちで採ったよもぎがどのように食べ物へと変わっていくのかを、期待感を持ちながら感じていました。

いざ、茹で始めると「いいにおいしてきたね」「お腹すいちゃった」とお互いの気持ちを共有しながら、色やにおいなど五感を使って体感していました。子どもたちは保育室ににおいが漂うと、興味津々に集まり始め、深く漂う香りを思い思いに感じていました。

子どもたちは、ヨモギを茹でている大きな鍋の周りに集まっている。

そして、おやつにはよもぎ蒸しパンを食べました。子どもたちはいつもよりもゆっくりと味わったり香りを楽しんだりしながら食べていました。実際に採ったよもぎは衛生面を考え、違う物の使用となりましたが、自分たちの手でよもぎを探し、じっくりと観察をした分、いつもとは一味違ったおやつの時間となりました。

一人の子どもがおやつのよもぎ蒸しパンを指でつまみあげ、隣の子どもと一緒に蒸しパンを見つめている。

身近にある物でも私たちは気づかずに生活していることが多いと思います。「知っている」が増えると見え方も楽しみ方も違ってきますね。これからも子どもたちとたくさんの自然に触れあいながら、様々な興味を広げていきたいと考えています。

文:朝霞どろんこ保育園スタッフ

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