日高どろんこ保育園「みんなで協力したピザ作り！」

暑さも収まり肌寒くなってきた頃、日高どろんこ保育園では4歳児、5歳児がピザ作りを行いました。

いざ始まる時には、子どもたちの中で「エプロンが着れないよ」「僕がやってあげるよ！」と協力してエプロンを着ていたり、「エプロン着たら手を洗うんだよ！」と率先して友だちに教えたりしていました。

準備が整い保育者から作り方の手順を聞きます。

「ケチャップを強く押し付けて塗るとパンが潰れてしまうから、そっと塗ってみようね」という保育者の説明を真剣に聞いています。

ピザ作り開始です。

まずはパンにケチャップを塗ります。初めに保育者が説明していた「そっと塗る」をよく覚えていて、パンを潰すことなくケチャップを塗ることができていました。

「これぐらいかな？」

「そのケチャップ塗りすぎだよ、これぐらいだよ」

「もうケチャップがない！」

などと話をしながら楽しそうに行っていました。

最後に具材のトッピングです。

今回は、玉ねぎ、ピーマン、チーズ、ツナを使い、ツナのピザにしました。「これぐらいずつのせてみてね」と保育者のお手本を見せると、上手に具材をのせることができていました。

「みんなこれぐらいだよ！」と、リーダーシップを発揮してくれる子や、「先生、これぐらい？」と、その都度確認しながら、慎重に行っている子もいました。

また野菜をたっぷりのせている子もいれば、一本一本並べながらのせている子もいて子どもたちの個性が溢れ、さまざまなピザが出来上がりました。

すべて完成し、おやつで手作りピザを食べました。

みんなで作ったピザは大反響でピザ作りに参加した子どもたちも、参加しなかった子どもたちもたくさんおかわりをしていました。

クッキングが終わった後も園庭で泥を平らにしてパンに見立て、葉っぱや木の棒を上に乗せピザ作りごっこをして遊んでおり、クッキングから子どもたちの遊びに発展し、遊びの幅が広がっていきました。

ピザづくりを通して、友達同士で教え合ったり協力し合ったり、時にはぶつかり合ったり譲り合ったりとさまざまな学びがあります。今後も子どもたちの成長に繋げられるような活動に取り組んでいきたいと思います。

文：日高どろんこ保育園職員

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