一宮どろんこ保育園「梅仕事」

2023.08.09

#保育園

「梅仕事」は、梅が旬を迎える6月に行う、日本の四季を楽しむ風習のひとつです。

一宮どろんこ保育園では、毎年子どもたちが梅干し作りと梅ジュース作りを行っています。今回はその時の様子をご紹介します。

梅ジュース作り

きれいに洗い乾かした青梅のヘタを、つまようじを使い一つずつ丁寧にとっていきます。

「どうやってやるの?」「こうやるんだよ!」「見て!きれいにとれたよ」

友達同士で助け合いながら真剣に取り組んでいました。

梅のヘタを取る子どもたち

ヘタをとった梅を瓶に詰めて、氷砂糖を入れていきます。「おいしくなーれ」と声をかけながら、梅と氷砂糖をみんなで協力しながら交互に入れていき完成です。

数日後、氷砂糖が溶けてきました。梅にしわが入り、シロップが上がってきています。

「すごい!みずがふえたみたい!」「わー、ほんとだ!」

気づいた子が友達に教えてあげてみんな大喜びです。

梅シロップの瓶を眺める子どもたち

氷砂糖がすべて溶けたら梅を取り出し完成です。子どもたちも梅ジュースが出来上がり飲むことを楽しみにしています。

完成した梅ジュースは7月のどろんこ祭りで販売しました。今年も大好評でした。

梅干し作り

梅と塩を交互に瓶に詰めていきます。まだ青い梅を見て「梅干しなのになんで青いんだろう」と不思議そうに話す姿もありました。

瓶いっぱいになると嬉しそうに「梅干しおにぎりにしてたべたいな」と早くも完成を楽しみにしているようでした。

赤紫蘇の色の変化を眺める子どもたち

数日後、色付けの為園で育てた赤紫蘇を入れていきました。

赤紫蘇を塩でもみピンク色の水分が出てくると「ピンクになってる」「ちょっと紫かな」と色の変化を子どもたちで話していました。

梅干し瓶を眺める子どもたち

今回の梅干し、梅ジュース作りで食材加工の過程を学んだり、異年齢で行うことで年上児が年下児に教える素敵な場面も見られました。

これからも、日本の豊かな自然からいただく季節ごとの食の体験を重ね、食への関心や食を営む力を育んでいきたいと思います。

文:一宮どろんこ保育園スタッフ

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