池上どろんこ保育園「毎日の畑活動から」

2023.09.26

#保育園

どろんこ会グループの保育園では畑仕事を日課として設定しています。今回は各クラスでの取り組みと、子どもたちの姿を紹介したいと思います。

オクラに興味津々の子どもたち

ひえ組は2階のテラスで、プランターで野菜を育てています。

今年の夏はトマト、キュウリ、オクラを収穫し、現在はさつまいもを育てています。

保育者がわき芽取りをしているのを見たことや、収穫するときに引っこ抜いた経験から、まだ育て中の野菜も抜こうとするなど、ひえ組ならではの可愛らしいピンチもありましたが、興味を持っているからこその姿と感じています。テラスに出ては「大きくなってきたね。」「(手でサイズを表しながら)このくらいになったら収穫しようね。」と言葉かけを行っていくことで、「もういい?」と収穫を楽しみにしたり、水遊びでテラスに出るたびに子どもたちが水をあげたりしていました。収穫が出来ると、嬉しそうに調理室へ持っていき誇らしげにしています。

畑の水やりをする子ども

あずき組では園庭遊びの時に、興味を持った児から誘って、一緒に畑の水やりをしていました。初めは慣れなかったジョウロの使い方も、保育者に教わりながら繰り返し取り組むことで次第に理解していき、自分で水を入れて積極的に水やりをする児もいました。

野菜が大きくなってきたのを発見すると、次の日も「水やりにいきたい!」と活発に畑のお世話を楽しむ様子がありました。

スイカを作る子どもたち

幼児では、8月の終わりにこぶし2つほどの大きさになった畑のスイカを収穫しました。登園してすぐに畑を覗いたり、戸外活動の前に水やりをしたりして「大きくなってる!」と収穫を楽しみにしていました。

調理師に切ってもらいみんなで一口ずつ「おいしー!」「あまい!!」と喜んで食べていました。次の日にそのスイカを思い出しながらスイカの製作をしました。クレヨンで丸いスイカを描いたり、花折り紙で切ったスイカを表現したりと個性あふれる作品ができました。作ったものはランチョンマットとして昼食時に使っています。

畑仕事を通して野菜を育てる大変さや、収穫の喜びを感じる姿が多く見られています。自分で育てていくことで、食や食の循環に興味を持てるようにこれからも畑活動に取り組んでいきます。ぜひ、一度池上どろんこ保育園の畑を見に来てください。

文:池上どろんこ保育園スタッフ

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