池上どろんこ保育園「異年齢保育を覗いてみよう」

2025.12.05

#保育園

池上どろんこ保育園は、1歳児から5歳児まで5つの学年が生活を送っている保育園になります。園見学に訪れる地域の方々の多くが、2歳児から5歳児が仕切りのない部屋で生活をしている1階フロアを見て驚かれます。また、2階の1歳児の保育室にご案内すると、1歳児の子どもたちと遊んだり、お世話をしたりしている年上の子どもたちにも驚かれることがあります。このような、池上どろんこ保育園の異年齢保育の一部をご紹介していきます。 子どもたちが異年齢で過ごす場は室内だけにとどまらず、園庭や散歩先でも気の合う仲間たちと一緒に活動しております。
園庭で泥遊びをする子どもたち
ヤギ小屋を掃除する子ども
年下の子どもたちは、お兄さんお姉さんたちが遊ぶ姿を見て真似したり、貸してもらって遊ぼうとしたりします。「学ぶ」の語源は「真似ぶ」と言われ、常に年上の子どもたちや保育士の背中を見て、意欲的に遊びや生活を送っています。年々、コマを回したり、大縄を跳んだりできる年齢が若くなってきている気がします。 教えることで、自分が他者の役に立っている、喜んでもらっていると自己有用感を感じたり、自信がついたりします。また、教えてもらうことは、意欲の向上や、他の子に受け入れてもらっている安心感に繋がっていきます。 現在の5歳児もそのように年上の友だちからソーラン節や側転、折り紙などの技術を受け継ぎ、楽しみ、それを発展させて独創的な遊びを展開しています。
木の枝や落ち葉を集める子ども
同年齢だけで生活をしていると、2月3月生まれの子が心配という保護者様の声を聞くことがありますが、異年齢で保育をしていると、3月生まれでも下の学年の子の上に立つという、「リーダー&フォロワーの関係」を築くことができ、多くの経験を積むことができます。 また、気の合う仲間を見つけやすい、好きな遊びを選びやすい、発達の差に関わらず様々な経験ができることから、インクルーシブの観点でも子どもたちが安心の場を作りやすい等、様々なメリットがあります。 残念ですが、この場では語りつくせません。 ぜひ一度、池上どろんこ保育園に遊びに来て異年齢保育の良さを感じていってください。 コミュニケーションが大好きな子どもたちとヤギのミルクちゃん、2羽の鶏、明るい保育スタッフ一同、お待ちしております。

文:池上どろんこ保育園スタッフ

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