駒沢どろんこ保育園「泥の川遊び」
2025.07.02
#保育園
外気温が少しずつ上がり、水や泥で思い切り遊べる季節がやってきました。駒沢公園の自由広場をよく利用しているのですが、遊ぶ場所から水道の蛇口までが遠く、バケツを持って水を汲みにいかなければいけません。

土を掘ったり盛ったり高低差をつけ、高い位置から水を流していきます。水が流れていくのを観察し、どんどん伸ばそうとして日に日に川の距離が伸びています。小島を作ったり、枝をのせ橋に見立てたり、その近くで泥団子を作る子もいます。川を作るだけでなく、そこからさまざまな遊びに発展しており、子どもたちの想像力の高さを感じます。

バケツに水を汲みに行く際も、大人を頼るのは簡単ですが、保育者もあえて手を貸さず見守っています。一度にたくさんの量を運ぶ方が、効率が良く繰り返さなくてもいいことや、友達と一緒の方がより楽しめることに気づいたからか、たくさん水の入ったバケツを協力して運ぶようになりました。「よし、一緒にもっていこう」などの掛け合いも、見ていて微笑ましいす。このようなコミュニケーションの積み重ねで協同性がはぐくまれていくものなのかもしれません。

乳児の川遊びもダイナミックです。一か所に密集しがちな乳児ですが、川だと分散して楽しめます。

バケツだけでなく、ペットボトル、桶、カップを用意することで、いろんなアイデアが出てくる様子も見られます。今後も子どもたちの興味、関心、発達をとらえながら様々なアイデアを引き出していきたいです。
文:駒沢どろんこ保育園スタッフ
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