中目黒どろんこ保育園「お部屋の中の小さな畑」

寒さもすっかり和らぎさまざまな植物が芽吹く春、中目黒どろんこ保育園の園舎の一角に、小さな畑コーナーができました。

まず初めに、野菜を育てるための土には葉っぱなどがたくさん混ざっていて栄養たっぷりであることを学びました。実際、プランターに土を入れると、子どもたちは匂いを嗅いでみたり触ったりして、普段のどろ遊びとは違った土に興味津々な様子でした。

土をプランターに入れ、次は苗を植えました。苗を扱うときは「やさしくね」と教わると、子どもたちはそっと苗を持ちやさしく土を被せていました。

苗を植えてしばらくすると、きゅうりの花が咲きました。子どもたちは花が咲いているのを見つけると「見て！お花が咲いてるよ」「きゅうりの赤ちゃんみつけたよ」と嬉しそうにまわりの子どもに教えていました。

また、園の外にある大きな畑も子どもたちが耕し、苗を植えました。子どもたちは初めて持つ「くわ」に最初は戸惑いながらも、全身を使って上手に使いこなしていました。

少しずつ野菜が育っていく様子は子どもたちにさまざまな発見を与えてくれることでしょう。大きく育つのがとても楽しみな子どもたちです。

文：中目黒どろんこ保育園職員

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