中目黒どろんこ保育園「食の循環(命をいただく)」

2025.01.28

#保育園

食育で命をいただいていることを学ぶために、12月ということもあり、丸鶏を使ってローストチキンづくりをしました。

中目黒どろんこ保育園では鶏を飼育していないため、絵本を読んで生き物が食卓に並ぶまでのイメージを掴んでもらい、実際に鶏が絞められているところは写真を使って説明しました。

鶏が鶏肉となり食卓に並ぶまでの過程を写真で見る子どもたち

鶏の羽を抜いている写真を見た子どもたちは「可哀想だし痛そうだねと言っている子」「びっくりして顔を隠している子」「絵本で出てきた子のように手を合わせている子」さまざまな様子が見られました。

羽を抜いた丸鶏を見る子どもたち

実際に食育で使う丸鶏を見せながら、園長先生が鶏肉の部位を説明してくれました。背骨や皮は鶏にだけではなく、私たちにも同じものがあるねと話すと、頭がないことに気づく子も出てきました。

焼き上がったローストチキンを眺める子どもたち

出来上がった鶏肉を見て、いただきますの意味を聞いたときに、命への感謝と返答がかえってきました。次に、「命は何にある?」と聞いたら、動物や魚以外にも、植物と答えている子もいて、いろんなものが生きており、それに感謝して食べようという気持ちを子どもたちから感じられました。

完成したローストチキン

今回の食育を通して、普段の食事でもたくさんの命をいただいていることを、改めて再確認しました。

これからも、畑仕事など本物に触れる体験を通して、生き物をいただいているという「命の循環」を伝えていきたいです。

文:中目黒どろんこ保育園スタッフ

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