中里どろんこ保育園「運動会 ～共育ち～」

今年は中里どろんこ保育園としても3年ぶりの運動会開催となりました。大いに盛り上がり、保育園と保護者及び地域で参画して子どもたちの成長を感じとることができました。

小学校の校庭を借りた大きな運動会は初めてなので、少しでも不安を取り除くことや見通しや期待をもてるように、前もって小学校を見学させていただきました。園児たちは偶然行われていた小学校の運動会練習も見ることができて、期待を膨らませていました。

運動会に向けてどのような競技をしたいのか、保育者と子どもで話し合いました。クラス意識が高まると共に協調性や挑戦する心が育まれていきました。特にこめ組（年長児）では、自分たち各々が「力をいれたいこと」を文字に表して仲間や保護者に示すことで、闘争心や意欲を高めていました。

また、今年度は運動会に向けて『おやじ懇談会』(お父さんだけの保護者懇談会)を行い、地域競技や当日の役割について話し合い、絆を深めました。お父様たちの保育園の行事に対する熱量には感銘を受けました。

迎えた当日、子どもたちは緊張感をもちながらも泣いたり笑ったり、胸を張ったりしながら、ありのままの自分を表現して楽しむ姿がありました。保護者が前にいる中でも、離れて友だちや仲間と競技を楽しむ子どもたちの心は、まさにその時、また一つ成長していました。今後も、ありのままの自分たちで楽しむ気持ちを忘れないで人生を歩んでいってほしいです。

保育園・保護者・地域で見守る運動会は地域のつながりを感じながら、子どもも大人もまた一つ成長した共育ちの場となりました。

中里どろんこ保育園職員一同

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