中里どろんこ保育園「魚を捌いてたべよう」

2024.01.26

#保育園

食育の一環として鯵の三枚おろしを行いました。

年齢に合わせて見方や伝え方を変えつつ、5歳児クラス(こめ組)は初めて自分たちで三枚おろしに挑戦しました。

0・1歳児クラス(あわ組・ひえ組)の子どもたちは、捌く様子をみながら「血がでてる」「こわい」と言葉にしながらも集中して、真剣に見ていました。

三枚おろしになった鯵を見る子どもたち

2・3歳児クラス(あずき組・だいず組)は、手順の理解ができるよう、先に捌いている動画を見ました。

保育者の「1番にどこを切っていたか覚えてる?」の質問に対して「うろこだよ」「あたま!」と捌く手順を理解して答える様子が見られました。

4歳児クラス(むぎ組)は、昨年見たことを覚えていて「うろこからとるんだよね」と保育者に伝える姿がありました。内臓を見たときには「きもちわるいね」と言っていた子どもたちも、三枚おろしになると「お腹すいた」「おいしそうだね」と言葉にしていました。

身を三枚おろしにする様子

5歳児クラス(こめ組)は、今年初めて自分たちで魚を捌くことに挑戦しました。

当日までに、保育者が捌く様子を見たり、動画を見たりして手順を学びました。1グループ5人で捌くことになったので、どこの部位を誰が担当するかを話し合って決めました。

魚を目の前にすると背筋も伸び、真剣な表情で取り組む姿が見られました。

自分の担当の順番がくると、「ぼくの番!」「私がやるところ!」と包丁を握って準備をします。

はじめは、「できるかな?」「どうやるの?」と不安そうな表情の子もいましたが、保育者が近くにいることで安心して取り組むことができ、表情も明るくなっていました。

全ての魚を捌き終わるころには、子どもたちには達成感や自信に満ち溢れた表情が浮かんでいました。

鯵の頭を落とす子ども
鯵の内臓を取った子ども

その日の給食の鯵は、いつもより何倍も美味しく感じたようで、普段苦手で食べない子どもたちもたくさん食べていました。

このような体験から、食べる喜びや命をいただくことの大切さを学んでいってほしいと願っています。

文:中里どろんこ保育園スタッフ

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