中里どろんこ保育園「どろんこ祭り」

子どもたちを真ん中に、保護者の皆さんが中心となって共催という形で作り上げていく「どろんこ祭り」を、今年も開催することができました。お祭りの前には、保護者様で構成された「どろんこサポーターズ」の皆さんが、連日、お祭り当日の流れや準備の分担等の話し合いや、ゲームや景品、看板作りなどたくさんの準備をしてくださいました。

そんなお祭りのワクワク感が子どもたちにも繋がって、園全体がお祭りムードへと突入していきました。子どもたちも日々の保育の中で、祭りの飾り作りや祭りごっこなども楽しみ、「あと〇回寝たらお祭りだね」と心待ちにする姿がありました。

ゲームコーナーや飲食など、あっという間に大賑わいです。ゲーム「わにのゲーム」「水鉄砲」「宝探し」、「ワークショップ～金魚袋にデコろう～」や、フードコーナーでは「たこ焼き」「綿あめ」「フランクフルト」「ドリンク」がありました。また子どもたちが作るお神輿やみんなで踊る盆踊りもあり、盛りだくさんの内容です。

「わにのゲーム」へ参加した友だちは、わにが出てくるタイミングを狙って「えい！」とハンマーを振り下ろしていました。

今年の神輿は、こめ組の子どもたちで話し合って「どろんこの神様」の神輿を作ることになりました。「どろんこの神様ってどんな形なんだろう？」と、なかなかイメージが掴みづらかったようでした。みんなで「こんな形かな？」「丸っぽく出来るといいね」など、子どもたちのアイディアを実現できるよう、保育者も工夫して作りました。

「風船を膨らまして、そのうえに紙を貼ってみるのはどう？」「どろんこの神様だから、小さくってたくさんいるのはどう？」などと、子どもたちの発想は面白く、完成したお神輿は素朴でどこか味のある素敵なものになりました。

神輿がみんなで担げるようにと、今年は紐もつけました。司会が「わっしょい」の合いの手を入れると、その掛け声に合わせて「わっしょい」と大きな声を出しながら担ぎました。

グラウンドに到着すると、みんなで盆踊りがスタートしました。音楽が流れ始めると大勢の大人に囲まれて少し緊張気味な面持ちの子もいましたが、曲の歌詞を口ずさみながら楽しんで踊りました。みんなと踊ることでお祭りの楽しさが一層広がり、自然と笑みが溢れていました。

保護者の皆様や地域の方々、他保育園のスタッフも多く参加してくださり、みんなで心も体もＨＯＴな体験をできた「どろんこ祭り」となりました。

今年も、幸せな気持ちに包まれながらの閉幕となりました。これからも、子どもを真ん中に保護者の方々とスタッフみんなで手を取り合って、地域の方々も参加しやすいお祭りを開催していければと思います。来年度も皆様のご参加を、心よりお待ちしています。

文：中里どろんこ保育園スタッフ

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