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中里どろんこ保育園「寒天ゼリー作り」

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一人の子どもがスプーンで寒天ゼリーを食べている

五感を使って感じる食育体験「寒天ゼリー作り」とそこから広がった光遊びの様子をお届けします。「ゼリー」といえばゼラチンを使うことが多いと思いますが、今回は昔ながらの「棒寒天」と「粉寒天」を使いました。海藻から作られる寒天には、「常温でも溶けないゼラチンより歯切れがよく、つるりとした固さになる」という特徴があります。更に調理前に子どもたちと棒寒天の状態から水に濡れてふやかした変化を楽しめるのも、棒寒天ならではの魅力です。そして、ただゼリーを作るだけではなく、子どもたちと一緒に「ゼリーの世界をのぞいてみよう」と、カラーセロハンを使って望遠鏡作りも楽しみました。

一人の子どもがカップに手を入れて笑っており、後ろにいる友達はカップの中をのぞいて笑っている

まずはゼリー作りの下準備から行います。子どもたちには1つずつ量りながら材料の説明をしました。「お砂糖結構入るね」「水はこんなにはいるの?」と気づいたことを言葉にしていました。量りの数字を見て「100って書いてあるから、100グラムだ。先生、ストップだよ。」と興味をもってみていました。また、乾燥した状態の棒寒天を触ると「カサカサだね。」「軽いね」「これ、本当にゼリーになるの?」と半信半疑の子もいました。水に浸して柔らかくなった棒寒天を触ると「ムニュってしたよ。」「ちぎると中が階段みたいになっているね。」「あんなに固かったのに、今はプニャンプニャンだね。」と感想を話していました。

子どもたちはトイレットペーパー芯に色セロファンをテープで貼り付けている

柔らかくなった棒寒天を鍋でしっかり煮溶かします。鍋の中をのぞいては「溶けたかな?もういいかい。」と鍋に声をかけていました。ここで登場したのは「かき氷シロップ」です。鍋の中にシロップを垂らすとパッと鮮やかな色と甘い香りが部屋に立ち込めました。「きれいに透き通っていて、おいしそうな色だね。」と言いながら、ゼリーを紙コップに流し冷やしている間に、今度は「ゼリーの世界を覗いてみよう」とカラーセロハンの望遠鏡作りを行いました。トイレットペーパーの芯の先端に、赤や緑、黄色や青のセロハンをつけて、手作りの望遠鏡の出来上がりです。窓辺や室内で光にかざすと、カラフルな色の光がゆらゆらしてゼリーの世界観を楽しみました。

3人の子どもがビニール手袋をはめて、緑色のゼリーを両手に持っている

年長クラスのこめ組の時間では、寒天と砂糖の分量、水とシロップの量を変えて「琥珀糖作り」にも初挑戦しました。変化する寒天を「ゼリーじゃないね。水あめみたいだね」と不思議そうな表情で眺める子もいました。煮詰め方や分量が違うだけでゼリーは固くちぎれるくらいの触感になり、砂糖をまぶすことでキラキラ宝石のように輝いていました。出来上がった琥珀糖を食べながら「甘い食べられる宝石だね」と嬉しそうに話していました。できたゼリーをスプーンですくっては光にかざしたり、透け感やゼリーの揺れをみて食べる前の「観察タイム」をする子も見られたり、味はもちろん、つるりとしたのど越しに満足そうな子どもたちでした。

今回は、同じ材料でも加工の仕方によって違ったものになる体験を通して、たくさん五感を使った活動となりました。

文:中里どろんこ保育園スタッフ

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