三筑どろんこ保育園「ゆきの国を作ろう」
2025.03.17
#保育園
今年の発表会は「冬」というテーマを決めて、子どもたちと表現活動をすることにしました。まずはこめ組に冬のイメージを考えてもらいました。「ゆき」「寒い」「氷」「ゆきの結晶」と沢山のイメージが出てきました。次にそのイメージを絵で表現しました。皆で描いた絵を見てどんな部屋を作りたいか話し合い、「ゆきの国」を作る事になりました。

ゆきの結晶とゆきのお城はこめ組が作り、シロクマ・ゆきだるま・家・ペンギン・木は他クラスが作ることになりました。ゆきの結晶の飾り切りは初め難しそうに切っていましたが、だんだん上手になり子ども同士で教えあう姿も見られました。こめ組だけでなく他クラスの子も教えてもらい作り出すほど、園の中でゆきの結晶作りがブームになっていました。

メインのお城作りは、段ボールに色を塗ることからスタートしました。お城の色は満場一致で「水色」に決まりました。「ここが白いから綺麗に塗らないと」とグループごとに丁寧に塗っていました。絵の具が乾いたら組み立てです。「これはお城に見えない」「もう少し高いほうがいいんじゃない?」と何度も置きなおし、試行錯誤すること30分。子どもたちも大満足のお城を組み立てることができました。

最後にお城を飾り付けます。「ここは門だから段ボールを切ってほしい」「ここに旗をつけたい」「リボンで飾り付けたら素敵になると思う」とアイデアを出し合いながら最後まで楽しく作り、ステキなゆきのお城が完成しました。お城を自分たちで創り上げたことで、自信もついたようでシロクマやゆきだるまも年下児にアドバイスをしながら一緒に作ってくれました。
部屋の飾りつけも子どもたち中心で行いました。ゆきの道を作ったり窓にスズランテープを貼ったりと次々にアイデアが出てきて部屋がイメージ通りのゆきの国に変化していき、子どもも保育者もワクワクしながら創り上げることができました。

今回、子どもたちの自由な発想や話し合いを大切に表現活動に取り組んだ事で、一人ひとりが楽しく活動に参加したり友だちの意見を聞いて認めあったりと様々な姿を見ることができました。今後も子どもたちの興味ややりたい気持ちを大切にしながら保育を行っていきたいと思います。
文:三筑どろんこ保育園スタッフ
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