三筑どろんこ保育園「玉ねぎの皮で染めてみよう」
三筑どろんこ保育園の散歩コースの途中に福祉施設があります。いつも施設の前を通ると「おはようございます」と手を振ってくださったり、時にはタッチをしてくれたりして交流をしています。9月に入って施設の方から玉ねぎの皮をたくさんいただきました。子どもたちとどうやって使うか話をして玉ねぎの皮で布を染めてみることになりました。染めた布は食事の時に使う台拭きとして使う事に決まりました。

まずは豆乳を使って下処理です。たらいの中に豆乳と水を入れて30分ほど布を浸します。浸した後は布を絞って天日干しでしっかり乾かします。下処理はあずき組(2歳児)も一緒に手伝います。年上児に「こうやってしぼるよ」「できないならやってあげるね」と教えてもらいながら興味津々の様子でした。

次の日、染液を作って布を染めました。大きな鍋に玉ねぎの皮を入れて煮だしていきます。鍋の染液を冷まし大きなたらいに移した後、皆で玉ねぎの皮を取り出しました。透明だった水が茶色になっていて、子どもたちは驚いていました。

皮を取り出し、布を染液にしばらく浸します。ムラにならないように手でよく揉みこんだ後はミョウバン液に浸して色止めもしました。水ですすいで日陰で干すと台拭きの完成です。柑子色に染まった布に輪ゴムで縛った部分が柄になって浮き出ていて「すごくきれい」「玉ねぎの皮はこんな色になるんだね」と嬉しそうに話す姿も見られました。

みんなで染めた台拭きは給食時に大活躍です。自分で染めた台拭きということもあり「先生机拭くよ」「今日も手伝うよ」と今まで以上に嬉しそうに、机を拭いて食事の準備をしていました。今度、玉ねぎの皮を頂いた施設に台拭きをプレゼントしに行く予定です。「喜んでくれるかな?」と心待ちにしている子どもたちです。
これからも地域方との交流も大切にしながら、子どもたちの興味や関心を大切にしていきたいと思います。
文:三筑どろんこ保育園スタッフ