発達支援つむぎ 阿佐ヶ谷「つむぎ 阿佐ヶ谷ルームの地域交流～デイサービスに行ったよ！～」

発達支援つむぎ 阿佐ヶ谷ルームでは、昨年の7月から近くにあるデイサービス龍宮城の利用者のみなさんとの交流を定期的に行っています。これまでマジックショーや三味線など様々な活動に一緒に参加させていただきましたが、今回はお手玉を使った得点ゲームに挑戦しました。

ルール説明を一緒に聞き、さあゲーム開始です。自分の番になったら真ん中の椅子に座ってお手玉を5回投げることができます。利用者のみなさんが投げる様子を見ている子どもたちは、自然と「がんばれ！」と大きな声で応援していました。

いよいよ子どもたちの出番が回ってきました。応援されながらお手玉を投げます。

目指すは100点ですが、なかなかうまくいきません。それでも一投一投、試行錯誤しながら丁寧に投げていました。普段の遊びの中ではなかなか手にしないお手玉の重さや感触は子どもたちにとっても非常に新鮮だったのではないでしょうか。

今回は、いつもデイサービス龍宮城の方がくださる折り紙や手作りおもちゃのお礼に、折り紙と絵のプレゼントを作り、持って行きました。「喜んでくれるといいな」と言いながら一生懸命準備した作品を渡すと、「これ自分でつくったの？」「これは何を描いたの？」などと、たくさん質問してくれました。「これは折り紙でカエルを折ったんだよ」「これはカタツムリだよ」と作品について、懸命に説明していました。

この活動を通して、地域の方に親しみをもつ心を育むことや、お年寄りの方と一緒に伝承遊びを楽しむことで普段の遊びでは培えない感覚や身体の使い方を知ることに繋がると考えています。また、初めての人と話す緊張感や、受け入れてもらえた時の嬉しさ、伝わるように話そうとする気持ちなど、地域に出ることで得られる学びや気づき、感動も多いはずです。つむぎ 阿佐ヶ谷ルームでは、今後もこうした地域との関わりを大切にしながら、子どもたちの「地域の一員である」という気持ちの芽生えや、他者と共生していくための力が育まれるような支援に努めてまいります。

文：発達支援つむぎ 阿佐ヶ谷ルームスタッフ

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