発達支援つむぎ 調布「え、魚の血って赤いの?」

2022.11.14

#発達支援

発達支援つむぎ 調布ルームの今月の体験学習は、「魚の解体ショー」がテーマでした。

調布市飛田給にある「魚亥子(うおいね)」という魚を取り扱っている店で、職人さんが魚を捌く様子を見学させていただきました。今回は、地域のお店を知り料理人の仕事を知る・魚を知るなどが狙いになっています。

真鯛をさばく様子を見る子どもたち

包丁と魚が出てくると、「包丁長い」「魚が大きい」などとそれぞれ驚きがあったようでした。 最初は、真鯛を捌きます。

魚に包丁が入ると、「え、なんか出てきた、これは何?」「血って赤いんだね」と目の前で本物の血を見て驚いている子が多くいました。

魚を捌く姿を見たことがない子が多くいたので、魚に包丁が入るとその様子にくぎ付けで、魚の肝臓や内臓、骨や身のつき方など、生き物の中身をじっくりと見る機会となりました。

胴体と足を離される様子を見る子どもたち

次はイカを捌きます。イカの胴体と足を離し、そこから身に包丁を入れていきます。

「あ、離れちゃった」「え、吸盤すごい、いっぱい」などと声が沢山でていました。

さらにイカの身に包丁を入れ、中から黒い管が出てくると、「なにこれ、黒い」「え、墨かな」と、墨を知っている子もいました。「これは撮らないと」と言って、自分のカメラを持ってきてイカの墨を撮っている子もいました。

捌いた魚とイカはお店の方に調理していただき、みんなで美味しくいただきました。

色々な食べ方を知ってもらえるように、煮物・揚げ物・湯通しの3種類の食べ方で用意していただきました。

食べることができないものもありましたが、「これなら食べられる」というものが見つかっている子もいました。

後日、魚亥子(うおいね)の職員さんにお礼の手紙を作成しました。

経験したことがみんな印象に残っている様子があり、捌いた魚の種類を全て覚えている子もいました。

お礼の手紙を書く子どもたち

体験学習の日だけではなく、その後も継続して地域の店と関わることも大切にしています。後日、みんなで心を込めて作った手紙を届けに行きました。

今後も地域のみなさんにご協力いただきながら、地域全体で子育てに関わっていただけるように、活動に取り組んでいきたいと思います。

文:発達支援つむぎ 調布ルーム職員

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