発達支援つむぎ 調布「段ボール滑りをして遊んでみたよ」

2023.02.13

#発達支援

発達支援つむぎ 調布ルームでは製作活動を定期的に取り組んでいます。作った物を飾ることや、グループ支援では作った物を友だちの前で発表する機会もあります。

今回は、段ボールでオリジナルの車を作り、公園の築山で遊ぶ経験をしました。

隣の薬局に行き、「段ボールをください」とみんなでお願いを伝えると、快く段ボールを出してくださりいただくことが出来ました。各々好きな段ボールを選びます。

畳んである段ボールは大きさがわからないため、小さい段ボールを選んでいた子にはスタッフが少し大きめの段ボールを見せて、どちらが良いか見て選びました。それぞれ店員さんに「「ありがとうございました」と言ってから店を出ました。

テーブルに並べておいた素材や文房具の中から必要なものを取り、製作活動がスタートしました。

誰かが使っているときは「〇〇貸して」、手伝って欲しい時には「だれか手伝って」と、自然にお互いへの声掛けが飛び交います。それぞれ絵を描いたりカラフルなテープを使ったり、はさみで穴を開けている子もいました。

自由に意欲的に取り組むと、集中して時間が足りなくなってしまうことがあります。そのため、製作時間の後半ではタイムタイマーを使い、視覚的に終わりへの見通しを持てるようにしてみました。

一足早く終わった子が、「もう少しで時間になっちゃう」と、タイマーを持ちながら友だちに見せに行く姿もありました。時間になり、まだ時間が足りない子は「個別支援の時間にやろう」と次にもできる機会があることを伝えると、切り替えて終わりに出来るようになってきました。

制作活動に夢中になる子どもたち
段ボール箱に入ってみる子ども
段ボール滑りを楽しむ子どもたち

次のグループ支援はいよいよ公園の築山で遊ぶ日です。この日はじっくり遊ぶ時間を取るため、現地集合現地解散で行いました。

大きな築山から実際に滑ってみると勢いが足りず一人では滑ることができません。そこで、先生や保護者の方やきょうだい児に協力してもらい、やっと滑り降りることが出来ました。押すことや引くことを手伝ってもらうことで子どもたちの遊びの持続へとつながり、満足度も高い様子がありました。

遊びが一回で終わるのではなく、楽しみを待つ機会があることも、グループに参加したくなるきっかけになります。今後も次回へ繋がるような遊びを考え、子どもが「次はどんな活動かな」「楽しみだな」と見通しが持てる工夫をしていきたいと思います。

文:発達支援つむぎ 調布ルームスタッフ

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