発達支援つむぎ 調布「鬼たいじだ!!」

2024.03.11

#発達支援

発達支援つむぎ 調布ルームでは、2月上旬に節分の鬼の製作を行いました。

鬼のお面を作る子どもたち
鬼のお面を作る子どもたち

制作は、友達と相談しながら協力して1つのものを作るということを目指して、2人で1つの物を作るという方法をとりました。

「鬼は黄色がいいな」「角は二本がかっこいいよ」「髪の毛は黄色かな」など友達と相談して決める機会増えるように、顔のパーツを複数用意することや、色を選択できるようにしています。

スタッフは、取り組むのに悩んでいる子は鬼のイメージを伝えるところから始め、友達同士で相談することが得意な子は子どもたち同士で解決できた経験を重ねることができるように、子どもたちそれぞれの様子に合わせて見守りました。

鬼を作った後は、鬼を倒すための「豆」作り。様々な大きさの紙やテープなどを準備して、自分たちで考えることができるように見本がない状態で自由に作ってみました。考えることが得意な子は大きさや固さなども工夫し、友達のものにヒントを得て取り組んでみたり、実寸大の小さな豆をたくさん作ったり。様々な工夫が生まれていました。丸い豆・四角い豆・大きい豆・小さい豆など、色々な豆が出来上がりました。

いよいよ鬼退治が始まります。自分たちで作った鬼をペットボトルに貼り、的にしています。子どもたちにとって、鬼という存在には「強い」と言うイメージをもっており、絶対倒したいと思う気持ちに満ち溢れていました。また、絶対に倒したいからこそ、友達と協力して倒すことを楽しむ姿が見られました。

今後も活動の中で季節の行事を楽しむとともに、友達と相談して取り組むことや解決できる力を育てることができるように支援をしていきたいと思います。

文:発達支援つむぎ 調布ルームスタッフ

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