つむぎ府中「12月の畑仕事」

2021.01.09

#発達支援

発達支援つむぎ 府中ルームの12月の畑仕事では、年の節目として「しめ縄作り」を行いました。お父さんやお母さんと協力してオリジナルの「しめ縄」を表現しました。

わらに霧吹きする子ども

長い稲わらに、端から端まで霧吹きをかける作業です。両手を使ってぎゅーと指先に力を入れ、狙いを定めて何度も霧吹きをかけていました。また、「お米だ!」と小さなお米がついているのを発見した子どももいました。

わらを叩く子ども

稲わらを柔らかくするために叩き棒で叩きます。初めて見る叩き棒をどうやって使うのか、真剣にじっとみつめていました。少し重い叩き棒を両手で握って、「トントントン」とリズムに合わせて叩く子どももいました。また、「1、2、3、、、30!」と数え、さらに「50まで!」と目標に向かって一生懸命叩いている子どもの姿もみられました。

わらを編み込むこども

稲わらの編み込みをしています。地域の方々、お父さんやお母さんと協力をしながら編み込んでいきました。両手で稲わらを握っていましたが、編み込みと同じ方向に回してしまうと編めないことがわかり、編み込みが緩まないよう真剣な表情で握っていました。

はさみで切って整える

はさみを使ってきれいに形を整えていきます。紙垂、水引きなどのしめ飾りをつけていきました。干支のうし飾りをたくさん飾り付けしている子どももいました。子どもたちの表現が輝いた「しめ縄」を作ることが出来ました。

完成したしめ縄

「しめ縄」の完成です。 お店で売っている「しめ縄」ですが、今回は子どもたちの手で作り、オリジナルの「しめ縄」を自分の家に飾ることで少し誇らしい気持ちになったかもしれませんね。乾燥した稲わらの感触を感じ、畑に吹く少し冷たい風と冬のやわらかな陽ざしの中、「しめ縄作り」で2020年の活動を締めくくりました。それぞれの家で、良い新年が迎えられますように。

文:発達支援つむぎ 府中ルーム職員

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