発達支援つむぎ 府中「草花で表現してみよう」

2025.06.02

#発達支援

こんにちは。暖かい日が増え、戸外で遊ぶと気持ちが良い季節となりました。新年度に入り、これからどんなことがあるのかなと、楽しみにしたり、ドキドキしたりする子どもの姿が見られています。発達支援つむぎ 府中ルームでは、子どもの気持ちに寄り添いながら、安心して活動できるように関わっていきたいです。

昨年度、年長の子どもたちと植えたチューリップが、先日開花しました。室内でも自然を身近に感じられるようにと植物を育てています。

チューリップの花

グループ活動で、草花を使い、しおり作りを行いました。

「この葉は何だと思う?」と子どもに質問します。子どもが手に取ると「においがする」「変なにおい!」と話していました。スタッフは「どくだみという名前の葉っぱだよ」と伝えました。

その後、しおりを作る際に、A君は「どくだみを入れたい」と選びました。

自然物を使ったしおりづくり

子どもたちはたんぽぽや、つつじなど好きな花を選び、押し付けたりこすったりして画用紙に色を付けました。「黄色になった!」「色がうまく付かない」と話します。

タンポポを手に持つ子ども

色がうまく出ない時は、押す力を強くしてみたり、手を早く動かしたりしていました。運筆や食事など生活の中で必要となる、手先のコントロールや力の調整につながっていくと考えます。また、できないと思っても試行錯誤しながら取り組むことで、乗り越える力を育てます。

花や草を紙にこすって色をつけるようす
花で紙に色をつけるようす

自分のしおりが完成した時には嬉しかったようで、保護者の方のところへ持って行き「できたよ! 」と見せに行きます。

植物に触れたり、匂いを嗅いだりして、五感を使いながら 身近な自然に親しむことができました。また、表現遊びをする中で色を付けたり、形を描いたりすることにも挑戦することができました。これからも自然遊びを通じて子どもたちの豊かな感性を育んでいけるように努めてまいります。

文:発達支援つむぎ 府中ルームスタッフ

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