発達支援つむぎ ふじみ野「つむぎふじみ野ルームの食育」

発達支援 つむぎふじみ野ルームでは、併設のふじみ野どろんこ保育園の園児と共に過ごすマンスリーコースと、週1回少人数によるグループ指導を行うビジターコースがあります。

今回はビジターコースの活動の様子を紹介したいと思います。

現在土曜日のビジターコースは、3歳児から5歳児までの8名が通っています。この土曜日のクラスでは、「作って食べる」活動を昨年度の秋から継続して行ってきました。

これまでおにぎり、うどん、ピザなど様々な調理に取り組んできました。

小麦粉をこねる子ども

なぜ作って食べることが療育なのかというと…

ふじみ野ルームでは、子どもたちの意欲や興味をもとに様々な育ちを促していきたいと考え支援を行っています。ふじみ野ルームの子どもたちは食べることが大好きなので、調理活動は意欲や興味を持ちやすいのです。

大好きという気持ちがあるからこそ、初めてのことに取り組んでみたり、お友だちの様子をよく見て真似して作ってみたり、自分から言葉で伝えようとする姿が増えたりなど様々な面での成長が期待できるのです。

これまで、一年近く調理活動を継続してきて、子どもたちの成長がたくさん見られています。

言葉掛けに注意を向けにくかった子どもが、「ごはんできたよ」の一言ですぐに食事を受け取りにきてくれるようになったり、手指の感覚の敏感さで小麦粉に触れることをためらっていた子どもがうどんを食べたいから小麦粉をこねるようになったり、と驚く変化、成長が見られています。

何より、いつも満面の笑顔でおかわりをもらいにくる子どもたちの姿が、活動に対する満足感、充実感を表してくれており、この満足感、充実感が子どもの成長を支える大きな柱となっています。

自分たちで作ったピザを食べる子ども
自分たちで作ったピザを食べる子ども

今後もこのような調理活動は継続していきます。寒くなってきたら焚き火を使った戸外での調理活動なども行っていこうと思っています。

これからもつむぎふじみ野ルームで過ごす子どもたちの日々の様子を報告させていただきます。

文:発達支援つむぎ ふじみ野ルーム職員

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