発達支援つむぎ ふじみ野「どろんこ祭り」

ふじみ野どろんこ保育園と発達支援つむぎ ふじみ野ルームでは、毎年7月にどろんこ祭りを開催しています。保育園児やつむぎ利用児だけでなく、地域の方も参加できるお祭りです。

毎年さまざまな催し物で賑わっています。

今年度は、園庭ではどろんこスライダー、泥合戦、ヨーヨー、室内では輪投げ・ボーリングコーナー、うちわコーナー、飲食コーナーなどを設けました。

家庭ではなかなか体験できないことを親子で一緒に経験してもらおうという思いから、泥合戦やどろんこスライダーができる場所を設置し、全身どろんこになって楽しんでもらいました。

そして、今回初のオープニングという時間を設けました。オープニングでは、つむぎ ふじみ野ルームを利用する1グループの子どもたちが、保育園児と一緒に活動の中で行ってきた太鼓を披露しました。みんなの前で披露することで自信に繋がるようにというねらいをもって参加をすることができました。

どろんこ祭り当日の様子

うちわコーナーでは、野菜スタンプやシールを準備し自由に模様付けを行いました。両手を使ってぎゅっと押して模様を付けたり、手にインクを付けて手形をつけたり、ペンで絵を書いたり、それぞれの個性があふれ出ていて完成するのがとても楽しみでした。完成すると、嬉しそうに見せに来てくれたり友達同士で見せ合いっこをしたりしていました。

野菜スタンプでうちわに模様をつける子ども

食べ物コーナーでは、好きな食べ物を通して、ただ、食べるということではなく「おいしい」「たのしい」といった気持ちを言葉にして共有しました。大人も子どもと一緒に気持ちを共有し、言葉にして伝えることで言葉に触れる機会を設けています。そして大人との関わりの中から、大人を介して友達への意識が高まっていけたらと考えています。

かき氷を食べる子ども

保育園児やつむぎ利用児だけでなく、卒園児や地域の方々も多く来てくださいました。

つむぎスタッフは子どもたちが大人数でのお祭りの中でも雰囲気を楽しめるように、子どもの様子によっては落ちつける場所を提案しながら一緒にまわる時間をつくることで支援を行いました。

どろんこ祭りに参加をしたことで、保護者の方もつむぎ利用の子どもたちが、ふじみ野どろんこ保育園での生活や遊びの中で育つ力を体感していただけていれば何よりです。

文:発達支援つむぎ ふじみ野ルームスタッフ

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