発達支援つむぎ 池尻「生き物紹介 〈Part2〉」

2023.08.24

#発達支援

まだまだ厳しい暑さが続くこの頃、いかがお過ごしでしょうか。

都会の真ん中ながら、目黒川緑道を眼下に眺める発達支援つむぎ 池尻ルームでは頻繁に生き物採集や観察が行われています。

目黒川緑道

今回のブログでは改めて、つむぎ池尻ルームにいる生き物のご紹介をいたします。

4月にブログの中で生き物の紹介をしてから、既に4カ月が経ちました。生き物たちも順調に増え、現在では「水槽4つ」と「虫かご2つ」が稼働しています。ブログを書くに当たってつむぎ池尻ルームにいる生き物たちの総数を数えてみました。

  • ザリガニ…オス3匹、メス2匹
  • カブトムシ…オス1匹、メス1匹
  • オオクワガタ…オス1匹、メス1匹
  • 金魚…オス2匹
  • モツゴ…4匹
  • アブラハヤ…2匹
  • メダカ…20匹程度
  • ミナミヌマエビ…50匹程度

この中には、子どもたちが工夫を凝らして捕まえた生き物や無事に繁殖して増えた生き物が多くいます。また、死んでしまった生き物もおり、子どもたちは自主的にお墓を作って、命に触れる経験をする様子もあります。つむぎ池尻ルームでは、「飼うこと」=生き物の命を預かることと捉え、生命の大切さや尊さを子どもたちに伝えています。

生き物を捕まえた子ども

子どもたちの人気者であるアメリカザリガニの扱いが2023年6月1日から変更になり、「条件付特定外来生物」になりました。生命力の強いアメリカザリガニ、メダカやヌマエビ、在来種の魚たち、水草の生息域を脅かしていることを、生き物の観察をする時に伝えることで、外来種と在来種の関係や環境を守る必要性を伝えることも意識しています。

「取ってきた水草を水槽に入れた次の瞬間、ザリガニがハサミで水草を切ったり食べたりしている様子を見た時」や「小さな虫かごにザリガニとメダカを一緒に入れていたら、メダカが身体を傷つけられて死んでしまったのを見た時」等の経験を通して、子どもたちはザリガニの生き物としての「強さ」を体感しています。

アメリカザリガニの水槽

継続的に生き物に触れ、見守ることが、子どもたちの興味や関心を広げ、責任感が成長するきっかけになって欲しいと思っています。

つむぎ池尻ルームの職員一同、生き物たちとお待ちしています。ぜひ会いに来てださいね。

文責:発達支援つむぎ 池尻ルーム スタッフ

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