発達支援つむぎ 生田「消防署見学～T君は小学２年生で消防士！～」

こんにちは。発達支援つむぎ 生田ルームです。

つむぎ生田ルームでは12月の活動で近隣の多摩消防署栗谷出張所に見学に行きました。今回はその時の小学二年生のTさんの様子についてご紹介します。

Tさんは知的好奇心が高く、普段の活動の中でもスタッフに色々な知識を教えてくれる男の子です。

「今日は消防署見学に行こう」とスタッフが話をすると、「今日は寒いからなー」とあまり乗り気ではなかったT君でしたが、「消防車に乗ることができるよ」と話すと、目を輝かせて「行く！！」と支度を始めました。

消防署に着き、本物の消防車や救急車を見ると「早く乗りたい！」「写真はこのアングルから撮って！」とホンモノを目の前にして笑顔があふれるT君。

その後消防士さんからのご厚意で消防服を着せて頂くと、「ズボンも履いてみようかな～」とリクエストをして全身消防服に変身し、気分は消防士さんです。

そして、車内にたくさんの荷物が積んであることを発見して、全てにおいて「これは何？」と興味津々。消防士さんに一つ一つ聞いていました。

また、実際に巻いてあるホースを持ってみると「思っているほど重くない、もう一個持てる」と張り切り、消防士さんもT君の力持ちの姿に驚いていました。

最後に、消防車の外側にシャッターが閉じていることを見つけ（スタッフも気付かなかったシャッターに気付くT君。さすがです）、「ここは何があるの？」と消防士さんに聞き、シャッターを開けてもらうとたくさんの工具が並んでいるところでした。「こうなっているのか～！！」とスタッフもT君の目の輝きや表情を見て、言葉にならない心が躍る経験をしている事が伝わっていきました。

これからも「子どもたちのワクワクする事」や「様々なことを知っていく楽しさ」をたくさんの経験から積み重ねていきたいと思っています。

文：発達支援つむぎ 生田ルーム 職員

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