発達支援つむぎ 北千住「新年の書道体験」

発達支援つむぎ 北千住ルームでは、併設している北千住どろんこ保育園の園児と共に過ごすマンスリー支援を行っております。

新しい年を迎え、子どもたちはお兄さん、お姉さんになる意識がより芽生えてくる時期です。特に、年長のこめ組は小学校を意識し始め、期待と不安の葛藤の中、成長していく姿がみられます。

この日は、書道体験を実施しました。新年を迎えた喜ぶ気持ちを少し落ち着かせて、墨を使って文字を書くということに挑戦しました。

書道体験は、地域の書道の先生をお招きし、筆の持ち方、書き方を教わりながら自分の書きたい文字を書きました。筆の感触や、墨で文字を書く感覚を楽しみました。

まず文字を書く前に、絵を描く筆との違いを感じるために、横線、縦線を書いていきました。

筆に慣れてくると文字を書き始めます。自分の名前を書いている子が多く、他にも「ままだいすき」と家族へのメッセージを書いている子もいました。

子どもたちは文字を書いている間、静かに集中し、自然と背筋が伸びる姿もみられました。

文字を書くことができる子はもちろん、文字を書くことが難しい子も地域の方やスタッフがサポートしながらでも、「文字を書けた」という達成感を味わうことができました。

自分の好きな言葉、文字にしたい言葉を書道で表現することで、豊かな感性や表現力を育むことができた経験になりました。

文：発達支援つむぎ 北千住ルームスタッフ

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