発達支援つむぎ 北千住「土作りから始まる畑仕事」

2023.07.12

#発達支援

発達支援つむぎ 北千住ルームは、北千住どろんこ保育園、メリー★ポピンズ 北千住ルーム、メリー★ポピンズ 神楽坂ルーム、メリー★ポピンズ 豊洲ルームと共同の畑を使って、畑仕事を行っています。

畑仕事を通した子どもたちのさまざまな姿をご紹介します。

土作りをするために必要な道具を、子どもたちが各々選びました。大人用のスコップを選んだ子は、実際に使ってみると、自分の背丈には合わず、使いにくいと思ったようで、子ども用のスコップに取り換えていました。実体験をすることで、自分に合う・合わない道具があることを知り、合わないときに代替品を探す必要性に気づくことができました。

土作りをする子どもたち

水やり場面では、1つの蛇口を友達と共有して使いました。友達が使いたがっていることに気づき、水やりをしたいという気持ちを抑えながら、順番を守っていました。自分にも気持ちはあるけど、相手にも気持ちがあり、社会のなかで気持ち良く過ごすためには、ルールを取り入れることが必要だと畑仕事を通して気づくことができました。

水やりをする子ども

また、友達との関係性が広がる場面もありました。

あまり関わりのなかった2人でしたが、この日の活動内では、やりとりが多く見られました。肥料を見つけると「これ、だんごむし?」と友達に聞き「違うよ」と言う返答がありました。そして、土の固まりをスコップに乗せて、見せに行く姿も見られました。発見したことを友達に共有するなかで、友達と言葉の やりとりを楽しむ経験を重ねることができました。

子ども同士のやり取り

今回の畑仕事を通して、畑仕事での成長は、食育だけではないことが伺えました。今後も、畑仕事を通した何げない場面に目を向け、子どもたちの成長を支援していきます。

文責:発達支援つむぎ 北千住ルーム 職員

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