発達支援つむぎ 北千住「みんなで初詣に行ったよ」

年が明け、気持ちも新たに新年のスタートを迎えることができました。久しぶりの登園にワクワクしたり不安そうな表情を見せたりする子どもたち。今年も子どもたちが安心して過ごせるよう、しっかり気持ちに寄り添い、丁寧な支援を心掛けてまいります。

1月10日は、氷川神社へ初詣に行きました。

どろんこ会では、日本の伝統行事を大切にしています。それぞれの季節の行事を体験することで季節の変化を感じ、行事を通して日本の伝統や慣習などを知る機会を作っています。

「初詣ってなに？」と興味津々の子ども達。「1年のはじめに神社やお寺にお参りに行き、新しい一年の幸せをお願いすることだよ。」と伝えると、「何をお願いしようかな」「私はお菓子がたくさん食べられますようにってお願いしよう」「僕はおもちゃがもらえるようにお願いする」などと話し、期待に胸を膨らませながら神社へ向かいます。

神社へ到着すると、子どもたちいつも行っている公園や土手とは違う雰囲気を感じ取り、職員をしっかり見つめ、静かに話を聞きます。

参道の真ん中は正中と呼ばれ、神様の通り道だとされているため、避けて歩くと良いことを知ると、子どもたち意識をしながら一歩一歩丁寧に歩きます。

お参りの基本作法である「二礼二拍手一礼」を練習し、実際に体験してみます。子どもたちは心を落ち着かせ、静かに目を閉じ、願い事をしました。

普段は元気いっぱいな子どもたちも、お参りの最中の表情は真剣そのものです。本物の体験だからこそ、感動したり、驚いたりしながら、「なぜ、どうして」と考えを深め、学びや意欲に繋がっていきます。体験活動は、生きる力の基盤となります。今後も、子どもたちと一緒に様々な体験活動に取り組んでいきたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

文：発達支援つむぎ 北千住ルームスタッフ

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