発達支援つむぎ 北千住「ヤギとの関わりを通して~小梅の気持ちを考えてみよう~」

2026.05.19

#発達支援

発達支援つむぎ北千住ルームでは、併設する北千住どろんこ保育園の子どもたちと共に過ごすマンスリー支援を行っております。保育園ではヤギの「小梅」を飼育しており、子どもたちは日課として餌やりや小屋掃除に取り組んでいます。

一人の子どもがヤギに餌をあげている
三人の子どもたちが塵取りや箒を手に持ち、小屋を掃除している

この日は用務スタッフから、小梅のからだのことや気持ちのことを教えてもらいました。「好きな食べ物は何でしょう?」とクイズを出題されると、「葉っぱ!」「キャベツ!」と自信を持って答えていました。いつも畑の雑草や野菜くずをあげているので、子どもたちはよく知っています。ところが「食べてはいけないものは何でしょう?」と聞かれると、「なんだろう」と考える姿がみられました。じゃがいもを食べるとからだに良くないことや、キャベツを食べ過ぎることも良くないことを教えてもらうと、驚きの声が上がっていました。

ヤギの隣に並んだ用務スタッフは、立膝をつき、子どもたちと向かい合ってる。

「今度は小梅の気持ちを考えてみよう!餌に泥がついていたら嬉しいかな?」と問いかけられると、「嬉しくない」「いやな気持ち」と相手の気持ちになって答えていました。「みんなが小梅のためにできることは何かな?」と聞かれると、「たくさん葉っぱを持ってくる」「小屋をきれいにする」と次々に意見が出ていました。

今回の活動を通して、やぎの生態に興味を持ち、動物にも気持ちがあることに気づくきっかけとなりました。命の大切さを感じ、思いやりの気持ちを育むには、真の体験を通して自ら気づくことが大切です。日課だからやるのではなく、小梅が気持ち良く過ごせるように掃除したいという気持ちに変化したように感じられました。相手の気持ちを考える経験が、友達との関わりにも繋がっていきます。今後も「真の体験」を通して子どもたちの成長をそっと応援したいと思います。

文:発達支援つむぎ 北千住ルームスタッフ

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