発達支援つむぎ 駒沢「カブトムシ、育ちました」

2023.07.05

#発達支援

こんにちは。発達支援つむぎ 駒沢ルームです。

つむぎの卒業生からもらったカブトムシの幼虫がついに、成虫になりました。幼虫の頃から子どもたちと一緒にお世話をし、成長を見届けてきました。

皆さんは、カブトムシが幼虫から成虫になるまで、どのように変化していくか知っていますか?

成虫になるためには、幼虫の時期に、「土まゆ」という小さな部屋を作り、サナギに変化していきます。その後、サナギの状態で3週間ほど過ごし、皆さんがいつも見ているカブトムシが誕生します。もし、サナギになっている間にケースを揺らしたりして、「土まゆ」が壊れてしまうと、上手く脱皮ができず、成虫になれなかったり、羽が上手く開かなかったりしてしまいます。

ぜひ、カブトムシの成長過程と「土まゆ」の大切さを子どもたちに知ってもらいたいと思い、つむぎカフェにカブトムシの成長についての写真を設置することにしました。

カブトムシの成長の写真

つむぎの通う子どもだけではなく、併設している駒沢どろんこ保育園の子どもたちが興味を持っている様子が見られた際には、カブトムシのケースを一緒に見ながら、「今はサナギになっているところで、揺らしちゃったらカブトムシになれないかもしれないんだ」と説明しながら、成長を確認していました。

無事にカブトムシとして成長した時には、子どもたちは大喜び。「僕が餌をあげる!」「男の子は何匹?」など興味津々です。保育園の子どもたちもお迎えの際に、「餌あげにきたよ」とつむぎに遊びに来てくれるようになりました。 虫が苦手な子どもも、カブトムシのために、公園に向かい、木や石を探しに行く姿も見られました。

木や石を探す子ども

また別日のグループ活動では、「みんなでカブトムシに絵本を読んであげよう!」という提案が出てきました。果物の絵本を見せ、「この果物が一番好きそうだよ」など話をしていました。

カブトムシを観察する子どもたち

スタッフである私たち自身もまだまだ生き物の成長について知らないことばかりで、子どもたちと日々学び、関わり方を探索しています。今後も生き物との関りを通して、子どもたちが「命を育てるとはなにか」ということを実際に経験できる機会を多く作れたらと思っています。

つむぎ駒沢ルーム 電話:03-6432-2071

文:発達支援つむぎ 駒沢ルーム職員

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