発達支援つむぎ 駒沢「お散歩マップ(プロローグ)」

2023.08.09

#発達支援

こんにちは。発達支援つむぎ 駒沢ルームです。今月はお散歩マップ作りについてお伝えしたいと思います。

つむぎ 駒沢ルームでは、子どもが自分で遊びを決められる環境を作ろうと努めています。大人が全ての活動内容を決めるのではなく、子どもがやりたい遊びを選択できるよう、次は何をして遊びたいかを聞き、遊び場に持っていきたいものを自分で選びます。このような機会を積み重ねることで、自分の意見を他者に伝える力や、色々な意見や気持ちが交錯する中で、お互いの気持ちを尊重し合うコミュニケーション力が育まれていきます。

そして、下半期には遊ぶ場所も子どもが自分で決められるような支援を目指そうと考えています。遊びを考え、その遊びを実行するにはどの場所が最適なのか、皆が楽しめる場所はどこなのか、そういうことを子どもが自分の意思を持って考えられるようにし、自分たちの選択に責任をもって行動することができるようになるための力を育んでいきます。

公園を散策する子どもたち

つむぎ 駒沢ルームでは、子どもが「自分で選ぶ」ことを実現させるため、春から少しずつ準備を進めています。ここでお散歩マップの登場です。昨年度まで、遊ぶ場所は全て大人が決めていました。「今年度は、遊ぶ場所も子どもが決められたらいいよね」と、そんな思いからお散歩マップの案が発案されました。

皆さんは、マップ作りをしたことがありますか?お気に入りのカフェやご飯屋さんなど、自分が好きなものを詰め込んだマップがあったら、ちょっとワクワクできる気がしませんか?そんなワクワクを感じてもらうため、子どもの手でマップを作ってもらおうということになりました。

お散歩マップは、各公園の面白いところ、自分が友達に教えてあげたいと思うところなど、子どもが自分で見つけた情報をのせていくことで、「自分たちで作ったんだ!」という達成感を感じることができるようにします。

公園を散策する子どもたち
公園を散策する子どもたち
作り途中のお散歩マップ

今は材料集めの段階です。自分が見つけたものを地図に載せるため、普段はあまり目を向けないところまで子どもたちは一生懸命探しています。木の棒を使って、地面をつつきながら探す子もいます。気分は探検家なのかもしれません。気に入ったものが見つかると、得意そうな顔をしてスタッフに見せに来ます。

最後にはどんなマップが完成するのでしょうか。子どもたちの「楽しい・好き」をたくさん詰め込んだ素敵なマップが作れるよう、スタッフ一同、子どもと一緒に楽しみながら頑張りたいと思います。

今はまだ白紙ですが、これからどんどん子どもたちが載せたいと思うものを書き込んでいきたいと思っています。

数か月後、またこのブログで進捗をご報告する予定ですので、どうぞ楽しみにしていてください。

文:発達支援つむぎ 駒沢ルームスタッフ

発達支援つむぎ 駒沢ルーム施設情報を見る

関連する記事

最新のどろんこアクション記事

どろんこ会からのお知らせを見る

お知らせ一覧へ
PAGE TOPtop