発達支援つむぎ 駒沢「歩こう、歩こう、わたしはげんき」
2025.07.09
#発達支援
こんにちは、発達支援つむぎ 駒沢ルームです。
つむぎ 駒沢ルームでは、午前中は併設している駒沢どろんこ保育園の園児と一緒に過ごし、散歩も一緒に行きます。
友達と手を繋ぎ、話をしながら駒沢オリンピック公園の風景を楽しみつつ、すれ違う犬や道端を歩くアリやミミズ、きれいな花や青い空など様々な発見を共有しながら元気よく歩きます。


子どもにとって「歩く」ということは、身体だけではなく、心や脳の発達にも大きな影響があります。
運動能力の向上と体力増強
歩行は全身運動であり、足腰の筋力や持久力を高めるといわれていますが、バランス感覚なども育まれます。安眠効果も期待されます。
脳の活性化
歩くことで脳に酸素や血液が送られ脳が活性化し、集中力や記憶力アップにつながり、学習能力の向上にも役立ちます。
心の安定
脳内物質のセロトニンの分泌を促し、心の安定につながります。セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、分泌が不足するとイライラしやすかったり、無気力になったりすることがあります。
骨を強くする
歩行は骨に負荷をかけ、骨を強くする効果があります。
五感への刺激
外を歩くことで、視覚、聴覚、嗅覚、触覚など様々な感覚が刺激され記憶力、想像力、発想力、判断力などが育まれ、脳の発達を促します。
自己肯定感の向上
長い距離を歩くことで、達成感を得ることができ、自己肯定感を高めることができます。

子どもを取り巻く環境や生活習慣の変化、放課後に友達と集まって遊ぶ機会が減り、体を動かさない遊びの選択肢が増えたことで「歩かない子ども」が増えたとも言われています。
歩かないと「寝つけない」「便秘になりやすい」「体調が悪い」などの不調や不登園、生活習慣の乱れや意欲の低下にも繋がる場合もあります。
逆に、たくさん歩く子は精神的に安定しやすく、集中力があるという研究結果も出ていて、生活習慣が整いやすく活動意欲も高まります。集中力や忍耐力を育むためにも歩くことは有効です。

ぜひ親子のコミュニケーションを深めるためにも一緒に歩くことをお勧めします。
最後に、子どもの足は骨が柔らかく成長途中なので「靴が合っているか?」も大切なポイントです。月に一度はサイズのチェックをお勧めします。
これからも子どもたちと一緒に様々なものを発見し、多くの経験ができるように、楽しくたくさん歩き続けたいと思います。
文:発達支援つむぎ 駒沢ルームスタッフ
発達支援つむぎ 駒沢ルーム施設情報を見る






