発達支援つむぎ 目白「2023年度つむぎ 目白ルームの食育スタート !」

2023.05.31

#発達支援

季節が進み、暖かい日が増えてきました。

住宅街の真ん中にある発達支援つむぎ 目白ルームには園内や近隣に畑がないため、園庭のプランターで作物を育てています。普段土や泥に触る機会が少ない子どもたちも多いので、作物を植える前に作物が良く育つように「土づくり」を兼ねて泥で遊んでみました。土だけではなく腐葉土や石灰を手やスコップを使って混ぜ合わせていきます。

土づくりをする子どもたち

土を捏ねてみたり、土に水を入れて泥スープを作ってみたりと、普段の砂場遊びとは違う感触や変化を楽しみます。真似をしてみたい、共有したいという気持ちから、モノや言葉でのやり取りも自然と生まれました。

土づくりが終わったら、自分たちで育ててみたい作物を選びます。ジブンで育て、ジブンで食べるだけあって、「人参がいい」「じゃがいもがいいの!」と話し合いは白熱します。話し合いの末、ようやく決まった作物は 「人参」です。他にも、枝豆やトマトなどを植えることに決めたグループもありました。決まった作物はみんなで協力して植えました。植え方の説明を聞く姿はいつになく真剣です。

土に種をまく子どもたち
種をまく子どもとスタッフ

その後子どもたちは、看板を作ったり、水をあげたりして、作物の世話をしています。ジブンで植え、育てているじゃがいもや人参、枝豆等を見て、来所する度に「芽が出たよ!」「いっぱい生えてる」とスタッフに伝える子もいる中、種を植えて2週間現在の作物の様子は……

芽が出てきたプランター

みんなすくすく成長して大きくなりました。変化に気づいた子どもの中には、葉っぱをちぎってみたり、実を摘んでみたりする子もいます。

普段スーパーや食卓の上で見て、大きな興味関心を持つことのない作物であっても、食べる前はどんな形なのか、世話をすることで変化を追い、そして最後にはジブンで食べることで、食物への興味につながれば良いと思います。

プランターの作物と子どもたちの姿については、これからもまたブログでお知らせしていきたいと思います。

文:発達支援つむぎ 目白ルーム スタッフ

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