発達支援つむぎ 見附「生活発表会」
2025.03.25
#発達支援
こんにちは。発達支援つむぎ 見附ルームです。発達支援つむぎ 見附ルームは、見附どろんこ保育園との併設になっており、園児とつむぎの子どもたちは日々生活をともにしています。
さて、見附どろんこ保育園・発達支援つむぎ 見附ルームでは、2月に生活発表会が行われました。生活発表会は、日ごろから子どもたちが取り組んでいる日課や活動、遊びなどを通して成長した姿を保護者の方々に見てもらうための会です。今回は、発表会の中から特に子どもたちの成長を感じられたものを3つ紹介します。

その1「跳び箱」
跳び箱は、体を腕で支える力や足で跳ぶ力など、身体のいろいろな部分を協調して行う運動です。そのため、初めは身体を上手く使うことができず、跳べる子どもは少数でした。しかし、子どもたちは毎日少しずつ挑戦し続ける中で徐々に自信を持って跳べるようになっていきました。
自信がついてくると、跳べる段数も3段から4段、5段と上がっていきます。跳び箱を通して、繰り返し挑戦することで、できなかったことができるようになる達成感を得られたことと思います。発表会当日には、跳び箱の高さにドキドキしながらも、堂々と跳び箱を跳ぶ姿を見せてくれました。

その2「鉄棒」
鉄棒も跳び箱と同様に腕の筋力や手の握力、足で地面を蹴る力など身体の様々な機能が必要な運動です。初めはぶら下がるだけだった子どもたちも、鉄棒が得意な友だちに刺激を受けて「すごい、それどうやるの?」「やってみたい!」と、それぞれがやりたい技に何度も挑戦していました。
また、自分のやりたい技に挑戦するだけでなく、子どもたち同士で教え合ったり応援し合ったりしながら取り組む姿に成長を感じました。発表会当日は、家族や友だちの応援を受けながら、子どもたちそれぞれができるようになった技を披露していました。
その3「合奏と手話ソング」
発表会では、音楽に合わせた合奏と手話ソングの「虹」も披露しました。合奏や手話は、周りの音を聴き、みんなと気持ちとリズムを合わせて行わなければなりません。初めはバラバラだった演奏も、日々の音楽活動の中でみんなで曲に合わせてリズムを取り、一つに合わせていきました。
発表会当日は、少し緊張した表情の子どもたちでしたが、友だちと一緒に音楽に合わせて演奏したり、歌ったりするうちに笑顔が広がり、子どもたちの全身から楽しさが溢れていました。

今回の発表会は、仲間と力を合わせて一つのことを最後までやり遂げる力や新しいことへ挑戦することの大切さを感じる機会となりました。これからも、活動の中でできることが増えていく喜びや、仲間と協力してひとつの成果を作り上げる楽しさを感じ、様々な経験を積み重ねてさらに大きく成長していくことを楽しみにしています。
文:発達支援つむぎ 見附ルームスタッフ
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