発達支援つむぎ 見附「日本の伝統行事に触れて」

2026.02.25

#発達支援

みなさんこんにちは。発達支援つむぎ 見附ルームです。つむぎ 見附ルームがある新潟県見附市は1月下旬の寒波で100cm程の雪が積もりました。新潟県では、小正月に「塞ノ神」という伝統行事が行われています。他の地域では「どんど焼き」と呼ばれますが、新潟県では特に盛んに行われ「塞ノ神」という名称が広く浸透しています。今回は、冬に行われた伝統行事の様子についてお伝えします。

筆で文字を書く子どもたち

しんしんと雪が降り積もる中、「明けましておめでとうございます」と笑顔で登園してきた子どもたち。墨に見立てた黒い絵の具を準備していると、「何するの?」「手伝うよ」と子どもたちが集まってきました。書初めの意味を伝えると、「スポーツができるようになりたい」「恐竜に会いたい」と、それぞれの想いや願いが聞こえてきます。慎重に筆を持ってひらがなを書いたり、にっこり笑顔の家族の顔や会いたいものを絵で表現したりする子どももいました。

だんごを枝に刺す様子

1月中旬には、繭玉作りにも挑戦しました。繭玉とは、お正月、特に小正月に飾られる縁起物で、米粉などで作った団子を柳やみずきの枝に刺し、五穀豊穣、無病息災、商売繁盛などを願って飾る伝統行事です。紅白の繭玉は、紅=厄除け、白=長寿の願いが込められており、「もちもちだね」「小さくてかわいいね」と、子ども達の手で1つ1つ丁寧に丸めて作りました。

山のように形作られたわらに、繭玉や正月飾りなどが飾り付けられている

また1月19日には近隣施設や地域の方々を招待して、塞ノ神を行いました。塞ノ神とは、正月飾りや書初めなどを持ち寄って燃やすことで、家内安全や商売繁盛、五穀豊穣を願う伝統行事です。竹の支柱に園で収穫した稲わらをかけ、書初めと繭玉を飾り付けた塞ノ神の櫓が完成しました。周りの子どもたちが見守る中、年長児が代表して櫓に火をつけます。間近で感じる火の熱さや迫力に驚く子どももいましたが、真剣な表情で無事に点火することができました。周りの子どもたちもどんどんと大きくなる炎をじっと見つめたり、中には黒い灰が空に昇っていくことに気が付く子どももいました。みんなで燃えていく櫓を見守りながら、地域の方に甘酒を振舞い、子どもたちはお茶を片手に、炙ったするめや園で採れた大根で作ったたくあんを味わいました。

わらに火を付けて燃やす様子

日本の伝統行事を通して、自分の住んでいる地域の良さに気が付き、また地域の方々と交流を深める大切な時間を過ごすことができました。みんなの想いが詰まった櫓と一面の雪景色が、子どもたちの心に残り続ける原風景となることを願っています。

文:発達支援つむぎ 見附ルームスタッフ

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