発達支援つむぎ 武蔵野「お金の学び」

2025.03.21

#発達支援

発達支援つむぎ 武蔵野ルームでは、年に数回金銭教育の一環で「買い物学習」と称して、地域にある昔ながらの駄菓子屋さんに行き、購入物の選択から支払いまでの一連の流れを自分ひとりで行う体験をします。

昨今は、キャッシュレス化に伴い、子どもたちは買い物するにもカードやスマホを機械に当てて買い物をすることを視覚から学んでいます。つむぎに来ている子どもも同様です。 直接お金に触れ、自己管理し、お金と買いたい物を比べ、店の人と対面でやり取りをする。この経験をすることで、お金の大切さ、金銭感覚、対人意識を学んでいきます。

駄菓子屋に向かう子どもと職員の様子
駄菓子を選ぶ子どもの様子

買い物かごの中に入れた物をレジに持っていき、レジ打ちをしてもらいます。その際に予算よりも多くなってしまうかもしれないことについては、事前にスタッフは何も言いません。店の人に「これだと足りないな」「どうしようか」「こうしたら足りるけど」など直接行ってもらうことで、スタッフから直接言われるよりも、これは諦めるなど自分で考えて行動することを促していきます。

駄菓子を選ぶ子どもの様子
駄菓子屋でお金を払う子どもの様子

自分で財布を作り、そこにお金を入れることでより大切に扱い、自己管理する力にも繋がります。

子どもが自分で作ったものに好きな物を入れたりすることで物を大切に扱っていきます。大人が手を出して、事前準備を行い、やりやすいようにすることだけが重要ではありません。 今後も自分で出来ることは自分で行う。やったことをその場で終わりにするのではなく次に繋げることを意識した活動をつむぎ 武蔵野ルームは大事にしていきます。

文:発達支援つむぎ 武蔵野ルームスタッフ

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