発達支援つむぎ 荻窪「ちいさな命にふれて育つやさしい心」
2025.10.24
#発達支援
杉並区JR荻窪駅前にある発達支援つむぎ 荻窪ルームには、メダカやエビ、カタツムリが暮らしています。

子どもたちは、つむぎに来ると「今日はどこに隠れているかな?」「カタツムリが葉っぱにのぼってるよ!」と楽しそうにのぞき込み、生き物の姿や水槽の変化に気づいて教えてくれます。
水草の陰にいるメダカやエビを見つけると「かくれんぼしてる」「みつけた」と嬉しそうに教えてくれる姿もありました。支援の前後の時間を使いエサやりを行うときは、スタッフに「エサください」「ちょうだい」と言葉で伝えてから、小分けにしたエサを受け取ります。

上手に言えた時には「上手に言えたね」「ありがとうもできたね」と褒めると、にっこりと嬉しそうな表情を見せていました。順番を待ったり、友だちに「どうぞ」と伝えたりする姿もあり、やりとりの中で自然に思いやりの気持ちや社会性が育まれています。

水槽にエサを入れると、メダカが元気よく集まり、エビも動き出します。その様子を見て、「エサ食べてる!」「エビもきたよ」と大喜び。「たくさん食べてね」と目を輝かせながら観察する姿がとても印象的で、小さな命を大切に思う気持ちが自然と表れていました。

生き物の世話を通して、子どもたちは言葉で伝える力や関わり方を学ぶと同時に、小さな命の存在に気づき「大切にしたい」という気持ちを育んでいます。
これからも生き物たちと一緒に過ごしながら、命の大切さを感じられる時間を大切にしていきたいと思います。
文:発達支援つむぎ 荻窪ルームスタッフ
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