発達支援つむぎ 田無「公園遊びについて」

2026.05.08

#発達支援

新緑が目に鮮やかな季節となりました。

発達支援つむぎ 田無ルームの子どもたちは、4月より新しいグループ編成となり、当初は緊張しながらも、徐々に慣れてきている様子がうかがえます。新年度が始まった4月には、子どもの足で25分ほど歩いたところにある比較的近隣の公園にて、思い切り身体を動かし、存分に遊びました。

今回は、「公園遊び」についてお話しさせていただきます。

子どもにとって、身体を動かすことは非常に重要です。しかし、身体を動かすことに苦手意識を持つ子どもにとって、訓練やトレーニングという形式の運動は「やりたくない」という感情を引き起こしがちです。つむぎでは、遊びの過程で実は大切な運動ができている「公園遊び」をとても重視しています。それでは、「公園遊び」にはどのような工夫が凝らされているのでしょうか。

公園でサッカーボールを使って遊ぶ子どもたち

まずは、たくさん走ることです。鬼ごっこや追いかけっこなど、スタッフも全力で一緒に走ります。走る方向には必ず目標物を示し、分かりやすく「走る」動作を楽しめるように促します。

公園の遊具に登る子ども

遊具遊びも重要です。カラフルな色彩の遊具は、子どもの好奇心を強く刺激します。よじ登る、くぐる、またぐといった動作は、腕力や足腰の力が必要とされます。友だちと一緒に行うことで、苦手な動作であっても「真似してやってみたい」という意欲が強くなり、自然と身体が動くようになります。

砂場で遊ぶ子どもたち

砂場遊びは、一見すると運動をしていないように見えますが、実は非常に重要な動作が組み込まれています。不安定な砂の上でバランスを保ちながらしゃがみ座りを行います。そして、手でスコップやカップを使いながら遊びます。足の裏、体幹、手先という身体全体を、実は同時に使っているのです。

四つん這いになり蟻を観察する子ども

蟻を発見しました。四つ這いになり、蟻ハンターになります。姿勢を低くして指で摘まもうとしますが、逃げ足の速い蟻を摘まむのは困難です。蟻の動きに合わせてバランスを維持しながら四つ這いで前進する力は、大人にとっても意外と難しいものです。

何気なく利用している公園ですが、実は多くの子どもの成長を促すための工夫が施されています。私たちスタッフも子どもと同じ目線で共に活動し、「この動きは意外と難しい」ということを体感することはとても大切です。目の前のお子さまが何に困難を感じているのかを観察し、なぜ困難なのか、その背景にある要因に着目します。その背景である原因に丁寧に働きかけることが支援であると捉えています。

つむぎ 田無ルームには大きな地図を掲示してあります。「今日はどこの公園へ行こうか」と、子どもたちと話し合いながら決定しています。

様々な工夫が凝らされた公園であることを意識することで、公園での活動がさらに充実したものとなるでしょう。

文:発達支援つむぎ 田無ルームスタッフ

発達支援つむぎ 田無ルーム施設情報を見る

関連する記事

最新のどろんこアクション記事

どろんこ会からのお知らせを見る

お知らせ一覧へ
PAGE TOPtop