発達支援つむぎ 内箕輪「畑仕事の取り組み」

2025.07.10

#発達支援

どろんこ会では「子どもたちに生きる力を育むこと」に取り組んでおり、そのひとつとして畑仕事を取り組んでいます。発達支援つむぎ 内箕輪ルーム・内箕輪どろんこ保育園でも、園庭の畑やプランターを使って野菜を育て、水やりや雑草抜きなどの畑仕事を行っています。

野菜の苗や種が届き、保育者が植える準備をしていると自然と子どもたちが集まってきます。「先生これなに?」、「先生なにやっているの?」と興味津々な子どもたちに「この苗はオクラだよ」、「プランターに植えるんだよ」と伝えると、「やってみたい」とシャベルを持ち始めました。

保育者が子どもたちに土に肥料を混ぜ、プランターに土を入れることを見せながら説明すると、子どもたちは意欲的にシャベルを使いプランターいっぱいに土を入れます。苗は持ち方を伝えると、「そーっとだね」と慎重に土に置いていました。

プランターに土を入れる子どもたち

看板づくりも子どもたちと行っています。サツマイモの看板づくりの時に、保育者がサツマイモの塗り絵を用意し、「サツマイモって、どんな色かな」と尋ねると、子どもたち同士で色の相談をする姿がみられました。そして、それぞれ子ども自身の考えた色で塗っていきます。「サツマイモは焼き芋になる」と色を塗った後に湯気を書き足す子もいました。

クレヨンでサツマイモの塗り絵をする子どもたち

先日、明治安田生命保険相互会社千葉南支社君津営業部の方からお声がけいただき、一緒にゴーヤの苗植えを行いました。ゴーヤのつるを巻くネットについて「ゴーヤはつるが伸びるから、ネットに巻くんだよ」と説明されると、子どもたちはゴーヤに興味を持つ様子がありました。

「大きいプランターがいっぱいになるまで土を入れてね」と伝えられると、子どもたちは協力して土をいれていました。植え終わり、明治安田生命保険相互会社千葉南支社君津営業部の方が「毎日、お水あげてね」と子どもたちに伝えると、「うん。お水やるね」と約束しました。

プランターに土を入れる子どもたち

子どもたちは日中や夕方の園庭遊びの際に、水やりや雑草抜きといった畑仕事を晴れた日は毎日しています。毎日行う中で、ナスの花が咲いていることやトウモロコシの実が出始めていることに子どもたち自身で気づき、伝え合う姿もみられています。

これからも畑仕事を通して食物の成長を子どもたちと喜び合い、子ども自身の「やってみたい」という気持ちを育めるようにサポートしていきたいと思います。

発達支援つむぎ 内箕輪ルームの畑

文:発達支援つむぎ 内箕輪ルームスタッフ

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