子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園「異年齢交流の夏休み」
2025.09.23
#発達支援
8月は夏真っ盛り、小学生は夏休みです。夏期休暇中は2歳児から小学3年生まで幅広い年齢で一緒に活動します。全員で楽しめる夏の体験として、力を入れている畑活動から畑のスイカを収穫し「スイカ割り」を行いました。毎日畑仕事に力を入れたごほうびのようなスイカが出来ていました。
小学生を手本に一人ずつ順番に叩いていきました。最後にスイカを切ってみると思いがけず黄色の果実があらわれ、子どもたちからは「わー、黄色だ」と感嘆の声が出ていました。大勢でスイカを味わう様子は、夏の暑さを和らげると共に心の栄養にもつながっているように感じました。

別日には「竹太鼓」を体験しました。叩き方を変えて音の違いを感じたり、スピードをつけたり、思い思いの叩き方で表現しました。友だちと並んで叩くと音が重なり合う迫力を楽しみました。友だちの叩き方を見ながら順番を待ち、やってみたい気持ちを高めてチャレンジする姿が見られました。
簡単な動作から様々な感性を引き出す体験につながりました。

クラリネット奏者ボランティアによるミニ演奏会を企画し、鑑賞会を行いました。クラリネットの優しい音色で奏でられるポピュラーな曲たちに心躍らせながらじっくり耳を傾ける姿が見られました。音楽を通して一体感が生まれ、音楽の力を借り豊かな温かい時間となりました。初めての試みでしたが夏休み最後の思い出になったら良いなと思います。

暑さ厳しい気候の中、遊びを工夫しながらの夏休みでしたが、年齢を超えて一緒に過ごし、思いやりの心を育む夏休みになったと実感しています。
文:子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園スタッフ
子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園施設情報を見る






